人とウミガメの民族誌―ニカラグア先住民の商業的ウミガメ漁

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人とウミガメの民族誌―ニカラグア先住民の商業的ウミガメ漁

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750347752
  • NDC分類 664.7
  • Cコード C0039

出版社内容情報

ニカラグアのカリブ海岸、ミスキート村落。今では絶滅危惧種に指定されているウミガメを、古くから食用をはじめ生活の中で消費してきた人々がいる。ウミガメとともに営む彼らの暮らし、そしてそれが時代につれて変わりゆく様をきめ細かに綴った貴重な記録。

第一章 序論

 一.問題の所在

 二.先行研究と本書の学術的位置づけ

 三.現地学術調査について



第二章 大航海時代の発見の片隅で

 一.ウミガメ諸島(Las Tortugas)の発見

 二.富と名声の象徴として

 三.二つの民族集団と二つの宗主国

 四.英領ケイマンとモスキート・コーストへの南進

 五.米開発資本とワシントン条約、自治州の設立



第三章 インディアンたちの生産科学

 一.資源管理下の先住民漁業

 二.換金できる海産物をめぐる領海の分割

 三.集団編成の論理

 四.現代のアオウミガメ漁獲作業

 五.海上での航路と空間的合理

 六.漁の季節と海流

 七.生産性の向上



第四章 富や財としての価値

 一.ミスキート社会における希少動物の価値

 二.換金商品のロブスターが生み出す莫大な富

 三.港町での流通

 四.金銭的な価値とその交換

 五.村の交換財として価値

 六.海産物交易の中で



第五章 肉としての価値

 一.高依存度とその解釈について

 二.偏在するウミガメの肉

 三.商品化の模様

 四.現代のキッチン

 五.欧風の味付けや調理法の導入

 六.家畜動物の肉



第六章 討論

 一.問題に対する本研究の位置づけ

 二.文明社会における希少動物アオウミガメの保護や管理方法について

 三.「地球」という空間に対する意識の変化の中で



第七章 結論



付録

 1 老漁師の話〈原文〉

 2 老漁師の話〈訳文〉

 3 大きな船の建造方法

 4 アオウミガメ漁獲作業の航路

 5 港町(Bilwi)や近郊の漁村での流通・消費に関するデータ



 あとがき

 参考文献

高木 仁[タカギ ヒトシ]
著・文・その他

目次

第1章 序論
第2章 大航海時代の発見の片隅で
第3章 インディアンたちの生産科学
第4章 富や財としての価値
第5章 肉としての価値
第6章 討論
第7章 結論

著者等紹介

高木仁[タカギヒトシ]
1979年、埼玉県久喜市に生まれる。2016年、総合研究大学院大学にて博士号(文学)を取得し、2017年より国立民族学博物館に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。