内容説明
議院内閣制度と選挙制度を解剖。政治は機能しているか。選挙制度、政治システムの国際比較を通して比較政治制度論の新たなフロンティアを開拓。
目次
１ 選挙制度（小選挙区制と比例代表制；誰が選出されるのか；選挙制度の重要性；選挙制度の選択）
２ 大統領制か議院内閣制か（大統領制；議院内閣制；半大統領制）
３ イシューと提案（政治の課題；交代大統領制―一提案；立法による統治の逆説；大統領制の問題；議院内閣制の問題；政治システムの設計）
著者等紹介
工藤裕子［クドウヒロコ］
早稲田大学政治経済学部政治学科、同大学院政治学研究科博士課程、イタリア政府給費留学生、愛知淑徳大学現代社会学部専任講師を経て、現在、早稲田大学教育学部専任講師、Ｐｈ．Ｄ．（公共政策学、ヴェネツィア大学）。共編著に「民主主義の国際比較」がある
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感想・レビュー
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hzm
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政党システムの構築性‐選挙制度の2つの軸で政党制を分類したのは秀逸だと思った。政党システムの構築性が弱く、小選挙区制→全国的な二大政党というのが必ずしも成り立たないという例に日本が当てはまるか考えてみると面白いですね。ところどころでサルトーリの論理の鋭さを感じました。 翻訳本なりの読み辛さも見受けられたので原書で読んでみるのもアリかもと思った。 もうちょいしっかり読み直したい。2012/03/03
日系フサリア人
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選挙制度、ちゃんと注目していきたい2019/07/02
