日本城郭史

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日本城郭史

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  • サイズ B6判/ページ数 472,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642083034
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C1021

出版社内容情報

環濠集落から近世城郭へ、いかなる変遷を遂げたか。「軍事」と「日常」の二つの視点から実態を探り、都市空間論まで踏み込んで解明。天守が聳え(そびえ)、石垣が巡り、白塗りの櫓(やぐら)や壁を持つという「城」は近世のものであり、古代・中世の城とはまったく異なる。時代と共に変遷する城の実態を「軍事」と「日常」の二つの視点から探り、都市空間論まで踏み込んで解明する。北日本や琉球も独自の地域として取り上げ、朝鮮半島との関係などアジアの視野も踏まえて検証した新たな“城”の通史。



序/? 弥生時代から平安時代(防御施設の登場〈環濠集落と高地性集落/豪族居館と王宮〉/古代都城と律令国家〈王宮から都城へ/律令体制と地方官衙〉/西日本の古代山城〈古代山城とは/白村江敗戦と山城/天武・持統朝と山城/奈良時代の山城〉/東北の古代城柵〈城柵の設置/三八年戦争と城柵/蝦夷と城柵〉/古代城郭の終焉〈古代山城の変貌と選士統領制/征夷の終了と鎮守府体制/中世への胎動〉/東アジアの城郭文化〈中国/朝鮮半島/アジアからみた日本の城〉以下細目略)/? 平安時代末期から室町時代(平安時代末期/鎌倉時代から南北朝時代へ/南北朝時代から室町時代へ)/? 戦国時代(戦国時代の到来と城館/戦国大名と城館/戦国城館と城下町)/? 安土・桃山時代から江戸時代へ(安土・桃山時代の城館/江戸時代)/展望

齋藤 慎一[サイトウ シンイチ]
1961年、東京都に生まれる 江戸東京博物館学芸員 ※2011年5月現在【主な編著書】中世東国の領域と城館 戦国時代の終焉 中世武士の城 中世を道から読む

向井 一雄[ムカイ カズオ]

内容説明

環濠集落から近世城郭へと、時代と共にいかなる変遷を遂げたのか。「軍事」と「日常」の二つの視点から実態を探り、都市空間論まで踏み込んで解明。北日本や琉球、アジアの視野も踏まえて検証した新たな“城”の通史。

目次

1 弥生時代から平安時代(防御施設の登場;古代都城と律令国家;西日本の古代山城;東北の古代城柵;古代城郭の終焉;東アジアの城郭文化)
2 平安時代末期から室町時代(平安時代末期;鎌倉時代から南北朝時代へ;南北朝時代から室町時代へ)
3 戦国時代(戦国時代の到来と城館;戦国大名と城館;戦国城館と城下町)
4 安土・桃山時代から江戸時代へ(安土・桃山時代の城館;江戸時代)
展望(「城とは何か」;城館研究の課題;城館研究の意義)

著者等紹介

齋藤慎一[サイトウシンイチ]
1961年東京都に生まれる。1987年明治大学大学院文学研究科史学専修博士後期課程退学。現在、公益財団法人東京都歴史文化財団江戸東京博物館学芸員、博士(史学)

向井一雄[ムカイカズオ]
1962年愛媛県に生まれる。1986年関西大学経済学部経済学科卒業。1991年から古代山城研究会を組織し、現在、古代山城研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

31
・弥生時代から平安時代 ・平安時代末期から室町時代 ・戦国時代 ・安土桃山時代から江戸時代へ ・展望 という構成になっています。 一ヶ月かけてなんとか読み切ることが出来ました。 特に「軍事」と「日常」という視点から都市空間論にまで踏み込んでいるところが、特に感心したところ。 表表紙の写真は姫路城で普通ですが、裏表紙の写真はなんと基肄城の水門跡。2016年出版の本なので、まだ続日本100名城の公募が始まったばかりの頃なのに… 先見の明があったということなんでしょうね。2021/03/30

Kiyoshi Utsugi

12
・弥生時代から平安時代 ・平安時代末期から室町時代 ・戦国時代 ・安土桃山時代から江戸時代へ ・展望 という構成になっています。 一ヶ月かけて、なんとか読み切ることが出来ました。😅 特に「軍事」と「日常」という視点から都市空間論にまで踏み込んでいるところが、特に感心したところ。 表表紙の写真は姫路城で普通てすが、裏表紙の写真はなんと基肄城の水門跡。2016年出版の本なので、まだ続日本100名城の公募が始まったばかりの頃なのに… 先見の明があったということなんでしょうね。2021/03/30

Toska

9
古代から江戸時代までを扱った重厚な城郭史。敷居は高いが、頑張って読めば得るものは多い。とりわけ、条坊制を軸にした東アジア世界の都城システムとの関わりはダイナミックな議論。難点は、スケールが大きすぎるため時代ごとのつながりが見えにくくなっているところか。戦国時代の城の異様な発展はそれ以前と比べ一線を画しているのに、その理由が今ひとつはっきりしない。2023/04/02

keint

5
城郭の歴史を弥生時代の環濠集落から江戸時代までの城郭普請までを中心に述べている。 廃城の実態や、中世において必ずしも城郭が軍事的性質を帯びているものではないなど様々な知見が詰まっており大いに参考になった。2019/09/21

takao

3
通史であり、図面がありわかりやすい。城郭は居住地域を含む概念。2017/04/29

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