出版社内容情報
民俗学は、伝統的な村落社会から現代の都市生活まで、研究対象を多岐に広げつつある。本書では、沖縄の社会組織、都市における祭りの変遷、民俗資料の理念とその扱い、映像資料の手法、都市にまつわる色・音・においなど、さまざまな民俗文化へのアプローチを紹介する。また、21世紀に向けて、民俗学・文献史学・考古学の協業と総合の道を探る。〈主な目次〉はしがき/民俗資料としての家譜…比嘉政夫/山車を失った都市祭礼―津八幡宮祭礼の戦後―…福原敏男/民俗学的な資料としての「モノ」とその記憶…朝岡康二/映像民俗誌論―『芸北神楽民俗誌』とその制作の現場から―…新谷尚紀/都市の民俗―色・音・におい―…小林忠雄/考古学と民俗学…佐原 真/執筆者紹介
内容説明
民俗学は、伝統的村落社会から現代都市生活まで、研究対象を広げている。沖縄の社会組織、都市の祭や色、音、におい、映像資料の手法など、様々な民俗文化へのアプローチを紹介。21世紀へ向けた民俗学の可能性を探る。
目次
民俗資料としての家譜
山車を失った都市祭礼―津八幡宮祭礼の戦後
民俗学的な資料としての「モノ」とその記憶
映像民俗誌論―『芸北神楽民俗誌』とその制作の現場から
都市の民俗―色・音・におい
考古学と民俗学