内容説明
キリスト教の招来した思想と技術は、日常生活はもとより医療・教育・芸術などあらゆる分野に及び、日本人の生活規範に影響を与え生き続けている。ザビエルの宣教に始まる進展と迫害の歴史を、人の一生に見立てて叙述。
目次
第1 日本に伝えられたキリスト教とキリシタン信仰の形成
第2 キリシタンの生活の有りよう
第3 キリシタンの医療と救貧活動
第4 キリシタンの学校と教育
第5 キリシタンの音楽
第6 活字印刷機とキリシタン版
第7 キリシタンの美術と工芸
第8 慈悲の組と信心会の活動
第9 キリシタンの葬礼と墓碑
第10 潜伏キリシタンの信仰生活
著者等紹介
五野井隆史[ゴノイタカシ]
1941年生まれ。1971年上智大学大学院文学研究科博士課程単位修了。現在、聖トマス(旧英知)大学大学院教授・東京大学名誉教授・文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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