内容説明
「誰しも死にたくない」それでも特攻隊員である彼らは、爆弾を抱いて生還の望みのない出撃へ向かっていった。迫り来る死の足音を聞きながら、切々と綴った彼らの手記をもとに、任務の達成に殉じた若者たちの群像を描く。
目次
今も息づく特攻隊員の手記
陸軍特攻隊第二十振武隊員の軌跡
海軍神風特攻隊における予備学生出身士官
神風特攻隊七生隊員の群像
神風特攻隊昭和隊員の鹿屋の日々
神風特攻隊筑波隊員の生と死
特攻隊員の手記を読んで
『若き特攻隊員と太平洋戦争』を語る
著者等紹介
森岡清美[モリオカキヨミ]
1923年三重県に生まれる。1948年東京文理科大学哲学科卒業。東京教育大学教授、成城大学教授、淑徳大学教授などを歴任。現在、東京教育大学名誉教授、成城大学名誉教授、大乗淑徳学園学術顧問、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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