平安時代の后と王権

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平安時代の后と王権

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642046428
  • NDC分類 210.36
  • Cコード C3021

出版社内容情報

摂関政治の成立・展開に、后の権限はいかに変化したか。立場と役割を解明し、権威が上昇した経緯を分析。社会構造を捉え直す。摂関政治の成立・展開において、后(きさき)の権限はどのように変化したのか。内裏後宮という場所と、そこで行われた儀式を切り口に、后の立場と役割を明らかにする。王権と密接に関わり母后が権力を握るようになるのは、天皇の日常的後見と大きく関係し、ミウチ意識が醸成されたことによる。摂関政治の原動力となった后の分析から、社会構造を捉え直す。

序章 后研究の課題と本書の研究視角/母后の内裏居住と王権―平安時代前期・中期を中心に(天皇と妻后の時代―嵯峨朝?仁明朝/天皇と母后の時代―文徳朝?醍醐朝前半/母后「ファミリー」の時代―醍醐朝後半?花山朝)/摂関最盛期における王権構成員居住法の考察―道長の後宮政策とその限界(一条朝前半―長保元年内裏焼亡以前/一条朝後期―里内裏時代/三条朝/後一条朝)/常寧殿と后の宮(儀式の場としての常寧殿/后宮庁について)/中宮大饗と拝礼―男性官人と后(中宮大饗の主催者/中宮大饗拝礼/拝礼の独立と中宮大饗の衰退)/女房女官饗禄―女性官人と后(平安時代の女官/藤原遵子の女房女官饗禄/そのほかの后による女房女官饗/後宮の中の皇后―まとめにかえて)/終章 王権の中の后と后の宮―まとめと展望

東海林 亜矢子[ショウジ アヤコ]
著・文・その他

内容説明

摂関政治の成立・展開にいて、后の権限はどのように変化したのか。内裏後宮という場所と、そこで行われた儀式を切り口に、后の立場と役割を明らかにする。王権と密接に関わり母后が権力を握るようになるのは、天皇の日常的後見と大きく関係し、ミウチ意識が醸成されたことによる。摂関政治の原動力となった后の分析から、社会構造を捉え直す。

目次

序章 后研究の課題と本書の研究視角
第1章 母后の内裏居住と王権―平安時代前期・中期を中心に
第2章 摂関最盛期における王権構成員居住法の考察―道長の後宮政策とその限界
第3章 常寧殿と后の宮
第4章 中宮大饗と拝礼―男性官人と后
第5章 女房女官饗禄―女性官人と后
終章 王権の中の后と后の宮―まとめと展望

著者等紹介

東海林亜矢子[ショウジアヤコ]
1969年東京都に生まれる。1992年慶應義塾大学文学部日本史学科卒業。2010年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科(博士後期課程)単位取得退学。2016年お茶の水女子大学博士(人文科学)取得(論文博士)。お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。