出版社内容情報
家督相続、領国の構造、奥羽仕置との関わり、仙台築城の歴史的意義、支倉遣欧使節、政宗文書など、全体像に迫る大著。待望の復刊。
内容説明
奥羽を制覇し屈指の大藩を築いた伊達政宗の研究を牽引してきた第一人者による決定版。誕生にまつわる伝説や家督相続、様々な合戦、領国の構造をはじめ、豊臣秀吉による奥羽仕置との関わり、仙台築城の歴史的意義、支倉遣欧使節、政宗文書の特色など、政宗に関わるあらゆる事柄を解明しその全体像に迫る。永らく入手困難だった不朽の名著を新装復刊。
目次
1 戦国大名(誕生伝説考;政宗の「独眼竜」と虎哉宗乙;政宗家督相続の前提;美作守補任辞退;政宗の和戦―天正十六年郡山合戦等を中心に;権力と領国構造)
2 近世大名(豊臣政権と政宗;仙台築城の歴史的意義;支倉遣欧のこと;仙台藩経営)
3 政宗文書の研究(政宗の書札礼;政宗と自筆書状;判物と印判状)
著者等紹介
小林清治[コバヤシセイジ]
1924年北海道に生れる。1948年東北大学法文学部(国史専攻)卒業。福島大学教授、東北学院大学教授を歴任。2007年4月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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