内容説明
長く日本史上の悪役として評価され続けた平清盛。『平家物語』をはじめとする軍記物語や源氏の武家政権の発展を描く歴史書では、清盛に否定的な評価がくだされるのが常でした。本書は、多様な史料を用いて清盛の生涯を追いながら、虚像と実像を可能な限り見極めることで、日本の政治を武士が主導する新たな時代の幕を開けた清盛の姿を描こうと思います。
目次
平清盛のイメージをめぐって
1 武家棟梁としての活躍(栄達を約束された出自;祇園社闘乱事件;武家棟梁家の継承 ほか)
2 王権への奉仕者の栄光と苦悩(後白河と二条に奉仕する清盛;摂関家と清盛;清盛と平氏の栄華 ほか)
3 独裁政権への道(孤立する清盛;後白河との決別;以仁王の挙兵 ほか)
ふたたび平清盛のイメージをめぐって



