世界史リブレット<br> 柳宗元―アジアのルソー

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世界史リブレット
柳宗元―アジアのルソー

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634350175
  • NDC分類 921.43
  • Cコード C1322

内容説明

中国唐代の思想家柳宗元は、安史の乱後、動揺する政治を改革しようとした一派のオピニオンリーダーでもあった。改革に失敗し追放されたあとも「生民は国家・君主に優先する」「君主は人民に推戴される」という政治思想を貫いた。その人となり、思想のありようを追う。

目次

唐代のオピニオンリーダー柳宗元
1 順宗政権とその政治改革
2 無神論者から政治思想家へ
3 官吏公僕論とその前後
4 人民と国家と君主の関係
5 柳州刺吏としての行政と最期

著者等紹介

戸崎哲彦[トサキテツヒコ]
1953年生まれ。京都大学文学研究科博士課程単位取得退学。専攻は中国古典文学。島根大学法文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

4
「アジアのルソー」という副題に疑問を持っていたが、柳宗元を「東洋のルソー」中江兆民が評価をしていたり、民国期の学者が「中国のルソー」黄宗羲に先立つ存在として位置づけているということで納得。その柳宗元の思想も突然変異的に出現したものではなく、同時代の官吏に彼を啓発した者が複数存在したところを見ると、儒学そのものに民権思想の萌芽となるものが内包されていたと見るべきかもしれない。2018/01/22

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