よくわかる文章表現の技術〈5〉文体編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784625704048
  • NDC分類 816
  • Cコード C3081

目次

第1講 みんなの日本語―言語弱者の文体
第2講 重厚なことば―近代文語文体
第3講 翻訳的発想―翻訳調の文体
第4講 連体修飾節のしくみと働き―説明の文体
第5講 飾りの存在意義―描写の文体
第6講 文章のなかの声―言文一致の文体
第7講 カタカナの新用法―カタカナの文体
第8講 文末の緩急―点描文体
第9講 文学的な表現の性格―小説の文体
第10講 繰り返しとリズム―反復文体
第11講 私を消す文章―論文の文体
第12講 顔の見える文章―個性的な文体

著者等紹介

石黒圭[イシグロケイ]
横浜市出身。1993年一橋大学社会学部卒業。1999年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。現在、一橋大学留学生センター・言語社会研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

3
第1巻「表現・表記編」を去年の5月に読み終え、石黒先生の全シリーズを1年近くかけてやっと読了。今回の「文体編」では日本語はSOV語順が故に文末が重要視され、「点描文体」にすることによって文末に緩急を付けり、最近よく見るカタカナ化も様々な用法があり、殆ど無意識に使っていたのを理解でき、勉強になった。他にも翻訳調の文章や繰り返しの機能など技術的な項目が満載。専門的な知識をこれだけ駆使して意識的に書けたら、さぞかし人を魅了する文章が書けるんだろうなあ。2016/02/14

いけだけいご

1
高校で小論文を教えていたときにこの本を知っていれば、もっと上手に教えられたのにな、と思った。特に第11講「私を消す文章―論文の文体―」などは論文とエッセイの違い、論文の目的や構成などを簡潔に教えてくれる。各章に参考文献もついており、さらに自分で学ぶ手助けにもなってくれる。2011/12/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/405665
  • ご注意事項