やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ
よくわかるイギリス近現代史

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  • サイズ B5判/ページ数 184p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623083183
  • NDC分類 233.052
  • Cコード C3322

出版社内容情報

本書は、イギリスの古代・中世から現代までの歴史を網羅。政治・経済・文化という幅広いテーマを扱う入門書。イギリスの近現代史の導入としての古代、中世から、21世紀の歴史までを網羅する。また、政治・経済・文化と幅広いテーマを扱う。項目ごとに見開き読み切りに編集し、多くの図版を掲載。重要用語も適宜解説。一冊でイギリスの歴史とヨーロッパ、アメリカ、日本との関係がわかる初学者向けテキストの決定版。

はしがき



? 古代?近世のイギリス

 1 古代のブリテン島

 2 中世のイングランド

 3 イングランド国教会の形成

 4 エリザベス1世の時代



? ステュアート王朝の時代(1603?1714年)

 1 同君連合のはじまり

 2 北米植民地の開拓

 3 清教徒革命

 4 共和政と戦乱の時代

 5 王政復古

 6 ロンドン大火

 7 3度の英蘭戦争

 8 トーリとホイッグ

 9 名誉革命

 10 グレートブリテン王国の誕生



? 「長い18世紀」のイギリス(1688?1815年)

 1 ルイ14世との戦い

 2 ハノーヴァ王朝の成立

 3 ジャコバイトの反乱

 4 南海泡沫事件

 5 議院内閣制の形成

 6 北米・カリブ・インドをめぐる戦争

 7 アメリカ独立戦争

 8 産業革命

 9 フランス革命とナポレオン戦争

 10 「財政=軍事国家」イギリスの勝利



? 大英帝国の時代(1815?1900年)

 1 パクス・ブリタニカの盛衰

 2 選挙法の改正

 3 チャーティスト運動

 4 工場法の改正

 5 ヴィクトリア女王の登場

 6 ジャガイモ飢饉の余波

 7 ロンドン万国博覧会(1851年)

 8 ジェントルマンの教育

 9 スポーツの近代化・国際化

 10 2大政党制の確立

 11 帝国主義のはじまり

 12 進化論の衝撃

 13 アイルランド自治問題の深刻化

 14 2度の女王記念式典

 15 ラファエル前派とアーツ・アンド・クラフツ運動

 16 イギリス音楽の興隆

 17 世紀末の文学界の多様化

 18 ボーア戦争の衝撃



? 2つの世界大戦(1901?1945年)

 1 エドワード平和王の時代

 2 労働党の結成

 3 上院(貴族院)の弱体化

 4 第一次世界大戦

 5 ノブレス・オブリージュからナショナル・オブリージュへ

 6 コモンウェルスの誕生

 7 アイルランド自由国の成立

 8 植民地独立の機運

 9 パレスチナ問題の起源

 10 日英同盟の盛衰

 11 労働党政権の樹立

 12 ゼネストと世界恐慌

 13 宥和政策

 14 第二次世界大戦



? 帝国の溶解と現代のイギリス(1945年?)

 1 福祉国家の誕生

 2 大英帝国の解体

 3 アメリカとの「特別な関係」

 4 帝国からコモンウェルスへ

 5 ヨーロッパとの複雑な関係

 6 スエズ戦争

 7 ザ・ビートルズの衝撃

 8 「英国病」の時代

 9 サッチャリズムの時代

 10 フォークランド戦争

 11 ブレアの栄光と挫折

 12 エリザベス2世の65年



人名・事項索引



コラム

 1 カリブの海賊の真実

 2 中位の階層の人々(ミドリングソート)の登場

 3 アイルランドの合併

 4 大衆消費社会の到来

 5 「切り裂きジャック事件」と世紀末の諸相

 6 王冠を賭けた恋

 7 戦争指導者チャーチル

 8 ケインズとイギリス経済

 9 「移民の国」としてのイギリス

 10 「連合王国」イギリスのゆくえ

君塚 直隆[キミヅカ ナオタカ]
編集

目次

1 古代~近世のイギリス
2 ステュアート王朝の時代―1603~1714年
3 「長い18世紀」のイギリス―1688~1815年
4 大英帝国の時代―1815~1900年
5 2つの世界大戦―1901~1945年
6 帝国の溶解と現代のイギリス―1945年~

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967年生まれ。関東学院大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バジンガ

1
英国の歴史は、実に難しい。王政だけでも入り乱れているので頭に入らない。せめて近現代だけでも押さえておくには、要点や関心のあるトピックは見開きでまとめられていて実にわかりやすい。2021/09/23

mamei

0
手薄になりがちな、ヴィクトリア朝以降から現代にかけての歴史をコンパクトにまとめてくれてあり、流れをつかむのにぴったり。重要用語は太字で書かれており、余白に参考図書も記載されている。学術的にも信頼できるので、レポートを書く際にも使用できそう。2019/12/16

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