目次
1 都市の歴史と現在
2 空間と文化―都市の社会理論(1)
3 都市構造―都市の社会理論(2)
4 まちづくりの構想と技法
5 都市の装置とメディア
6 都市社会調査法
7 都市社会学のパイオニアたち
8 都市社会学の横断性
著者等紹介
中筋直哉[ナカスジナオヤ]
1966年生まれ。法政大学社会学部教授
五十嵐泰正[イガラシヤスマサ]
1974年生まれ。筑波大学大学院人文社会系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しお
4
都市社会学を具体テーマを多数挙げて各論している。最近頭の中で考えていたこと(ストリートにおけるファッションの場所による没個人性やショッピングモールの安心感)が既に議論されていて少しがっかりした。用語をピックアップしたり読書リストを作る目的で非常に有効な本。2020/03/04
はにゅ
4
約100のトピックに分けて、各分野の研究の動向やキーワードを紹介。切り口が結構新鮮で、「自動車城下町の現在」「監獄都市」「都市の民俗学」「道の駅は地元活性化の核になるか?」「聖地巡礼」「都市社会学者ぶった斬り」など。参考文献豊富で、「え!こんなの文献に出すのか」って驚くんじゃないかな?2014/07/05
しんちゃん
3
私自身、コロナ禍で、人混みを避けた散歩(時に4時間越え)をするようになりました。そんな中で目にするあらゆる物事や現象も、都市社会学の研究対象になります。頭の中に都市社会学を携えて町を歩くと、事象を目にして記述、記録して、解釈する楽しみを味わえます。また、散歩を通じて、都市社会学に限らず社会学が研究対象としてきた、個々の現象の中に潜む社会構造と関連した格差や暴力を目の当たりにすることもあります。そこから、私たちはどんな(都市)社会を生き、つくりたいのか、そんな問いへのヒントをいくつも提供してくれる本です。2021/02/28
えみり〜
1
読2016/11/04
samurai
0
スクオッター 住所を持たない貧民 ゴフマン 人との相互行為のなかで、意味づけごされていく。 2022/04/10