内容説明
世界政治構造の変化と将来展望の見取り図を描く、国際政治・各国政治研究の入門書。世界政治を読み解くうえで鍵となる諸概念を丁寧に解説した後、世界政治上重要なプレイヤーや地域の現状を分析し、さらに現在国際的に問題となっているテーマを論じる。国際社会が抱える問題への新たな解決策を提示する一冊。
目次
政治の構造変化
第1部 概念を検証する(どうなる、国家とナショナリズム;どうなる、デモクラシー;どうなる、福祉国家;どうなる、市民社会)
第2部 変容を見極める(21世紀もアメリカの世紀か;「崛起する中国」の見方;国連の役割を問う;拡大EU、地域統合のガバナンス・モデル;中東和平とイスラーム政治)
第3部 政策と行動に向けて(どうする、軍備管理とテロ対策;どうする、アフリカの人間の安全;どうする、地球環境政治;どうする、グローバルな格差)
世界政治、そして変わらないもの
著者等紹介
押村高[オシムラタカシ]
1956年東京都生まれ。1984年早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了、博士(政治学)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授
中山俊宏[ナカヤマトシヒロ]
1967年東京都生まれ。2001年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程修了、博士(国際政治学)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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