イデーン〈3〉純粋現象学と現象学哲学のための諸構想(第3巻)現象学と、諸学問の基礎

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イデーン〈3〉純粋現象学と現象学哲学のための諸構想(第3巻)現象学と、諸学問の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 194,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622019206
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3010

内容説明

現象学的還元とノエシス・ノエマ的構造を論じた第1巻、真なる現実の構成、世界定立の解明に向けた分析がなされる第2巻につづいて、この第3巻「現象学と、諸学問の基礎」では、現象学が他の諸学問に対してもつ、独自の超越論的な位置づけが解明される。

目次

第1章 実在のさまざまな諸領域(物質的事物、物質的知覚、物質的自然科学(物理学)
身体、身体の統握、身体論 ほか)
第2章 心理学と現象学との間に成り立つ関係(諸学問に対する現象学の関わり;経験的な諸学問の存在論的な基礎 ほか)
第3章 現象学と存在論との関わり(現象学的研究の領野;もろもろの存在論が現象学のなかへと関係づけられ組み込まれるということ ほか)
第4章 解明の方法(独断的な諸学問には解明が必要だということ;概念の素材の解明 ほか)
付論 (一九一二年の第二巻の草案;十五頁に対する付論(人格的自我と身体) ほか)

著者等紹介

フッサール,エトムント[フッサール,エトムント][Husserl,Edmund]
1859‐1938。当時のオーストリア領に生れる。1876年ライプチヒ,ベルリン,ウィーンの各大学に学び、1883年学位を得る。1884年ウィーン大学のブレンターノの門下に入り、専攻していた数学から哲学への道を歩む。1906年ゲッチンゲン大学教授となり1916年まで在職。その後1928年までフライブルク大学教授

渡辺二郎[ワタナベジロウ]
1931年東京に生れる。1953年東京大学文学部哲学科卒業。1992年より東京大学名誉教授、2002年より放送大学名誉教授。2008年死去

千田義光[チダヨシテル]
1943年北海道に生れる。1970年東京大学大学院哲学専攻課程博士課程中退。国学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

2
14-35 赤37★5 ・実在の諸領域 ・心理学と現象学との関係 ・存在学との関わり ・解明の方法論。付論・心の構成。純粋自我を実在化する統握。・自然科学的な態度と精神科学的な態度との必然的な区分に対する最初の指示。・心の身体との結合。渡辺二郎先生の急逝から、第七節・以後千田義光先生による完結まで。。特に訳者の承継により●Leib=「生命身体活動」とSeele=「心魂活動」…と説明的な訳語・「身体」と「心(ないし、まれに魂)」についての詳訳解説。 現象学が他の諸学問に対して持つ、独自の超越論的な位置づけ。2010/12/25

roughfractus02

0
概念を概念たらしめる意味とは何か? 意味の本質とは何か? 概念は経験を抽象化し普遍化したものであり、客観世界を写したものではない。科学は経験から引き出したものを概念として扱い、世界を記述しているが、諸学を基礎づけはしない。一方、概念が構成された意味を問う現象学は、自然主義が扱う事実学ではなく、事実から分離した意味を扱う本質学であるから、事実学的な諸学の基礎づけとそれら実在論的な物質、身体、心の本質を規定することを課題とする。「諸構想」(イデーン)は根本的批判が同時に根本的刷新となることを著者は目指した。2017/02/09

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