内容説明
プロ野球参入で超注目。楽天とは何モノか?!急成長の秘密とは。その戦略に死角はないか。三木谷社長率いる30代経営陣へのインタビューを通して、楽天の正体を明らかにする。
目次
第1章 成功のコンセプト(朝会;勝利の会見 ほか)
第2章 楽天創業物語(もう1人の創業者・本城慎之介(取締役)
創業時からの営業の柱・小林正忠(取締役) ほか)
第3章 M&Aプロ集団(M&A戦略の右腕・山田善久(取締役常務・楽天トラベル社長)
大所高所からの指南役・草野耕一(取締役・弁護士) ほか)
第4章 野球「後」の戦略(スーパープロデューサー・吉田敬(取締役常務)
楽天の「夢と現実」)
著者等紹介
山口敦雄[ヤマグチアツオ]
1974年生まれ。米国テネシー明治学院高等部、明治学院大学法学部法律学科を卒業。毎日新聞エコノミスト記者
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あむけ
1
どういう企業をめざすのか、そのための手段をどうするのか、が明確に出されることで従業員がまとまる。そのどういう企業をめざすのかが、企業規模なのか、他社をモデルにしてそれを越えようとしているのか、「楽天」らしさがわからない。2013/04/17
suzuki s
0
オーディオにて。 プロ野球参入の時点での楽天について成長の過程などを分析されていた。 スピード感が大切なネット業界だからこその少しでも早く動いて、早めに失敗しろという姿勢は面白い2017/11/30
ぱんぷきん
0
ここのところ楽天の成長率が鈍化したとの話が出ているので、当時の評価を知る為に読んだ。私の中での楽天は商品ページを出店企業にまかせっきりで汚らしいレイアウトというイメージしかないのだが、本書中では他社にはないネットのノウハウがあると述べられていて驚いた。一方M&A集団として見た場合には当時から上手く買収を成功させている印象。今でも楽天トラベルや、楽天証券は残っているし、金融事業は好調なくらいである。しかし、他社に比べて特別優れている部分が感じにくく、今後の成長には疑問が残る。他の書籍も読んで詳しく知りたい。2017/03/18
Jun Ito
0
イーグルス買収時の、楽天企業分析。 楽天の成功理由を、徹底した理念の追求とM&Aの上手さという側面から説く。 ただ、他の企業との比較があるわけではないので、本当にそれが理由なのかよく分からないなあという印象。当時の人達が新進の楽天という企業にどういうイメージを持っていたのかというのをつかむという意味では面白い。2012/03/16
ken
0
思ってたのと違う。2011/07/15