出版社内容情報
闇の果てを思わせる迷宮に、アンバーはいた。
事故で脚を引きずるようになり、孤独と無力感に蝕まれていた。
そんななか、知り合った会社社長ジョエルの申し出で、
やはり脚の悪い、彼の幼い息子の面倒を見るために、
半年間だけ、肉体関係のない契約結婚をすることになったのだ。
アンバーは、ジョエルの類いまれなる美貌に目が眩んでしまう。
だが、彼に惹かれれば惹かれるほど、自分の傷に引け目を感じる。
そして心が痛むのだ。愛される資格がないとわかっているから。
たとえキスをされても、それは同情にすぎないのだと。
ペニー・ジョーダン[ペニージョーダン]
著・文・その他
安引まゆみ[アビキマユミ]
翻訳
内容説明
闇の果てを思わせる迷宮に、アンバーはいた。事故で脚を引きずるようになり、孤独と無力感に蝕まれていた。そんななか、知り合った会社社長ジョエルの申し出で、やはり脚の悪い、彼の幼い息子の面倒を見るために、半年間だけ、肉体関係のない契約結婚をすることになったのだ。アンバーは、ジョエルの類いまれなる美貌に目が眩んでしまう。だが、彼に惹かれれば惹かれるほど、自分の傷に引け目を感じる。そして心が痛むのだ。愛される資格がないとわかっているから。たとえキスをされても、それは同情にすぎないのだと。
著者等紹介
ジョーダン,ペニー[ジョーダン,ペニー] [Jordan,Penny]
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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