ハーレクイン文庫<br> いつか恋を

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ハーレクイン文庫
いつか恋を

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596938428
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

父と継母が飛行機の墜落事故で、世を去ったとき、
19歳のメルに遺されたのは、3人の弟と莫大な借金だけ。
弟たちを人手に渡さないためにも、海運造船業を営む大資産家で、
継母の弟エティエンヌの求婚を、メルは受けるしかなかった。
メルは15歳のときに、彼に仄かな思慕を秘めていたことがある。
しかし、一回りも年上の、成熟した大人のエティエンヌは、
男の子みたいな、痩せっぽちのメルに見向きもしなかったのだ。
それなのに結婚式の夜、怯えるメルをベッドの端に座らせ――
その微笑が語っていた。彼はメルを我が物にしたいだけなのだと。

内容説明

父と継母が飛行機の墜落事故で、世を去ったとき、19歳のメルに遺されたのは、3人の弟と莫大な借金だけ。弟たちを人手に渡さないためにも、海運造船業を営む大資産家で、継母の弟エティエンヌの求婚を、メルは受けるしかなかった。メルは15歳のときに、彼に仄かな思慕を秘めていたことがある。しかし、一回りも年上の、成熟した大人のエティエンヌは、男の子みたいな、痩せっぽちのメルに見向きもしなかったのだ。それなのに結婚式の夜、怯えるメルをベッドの端に座らせ―その微笑が語っていた。彼はメルを我が物にしたいだけなのだと。

著者等紹介

アームストロング,リンゼイ[アームストロング,リンゼイ] [Armstrong,Lindsay]
南アフリカ出身。現在はオーストラリアの海を望む家に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

19
衝動的な行動をとるヒロインは苦手。加えてはたちにもならない女の子が結婚する設定も苦手。←買う前の確認が足りなかった…。行動的な割に奥手で思考はしんねりしたヒロインに地味にイラつく。でもヒーローはいい人だったな、少々ひねくれた物言いをする人だけど我慢強いしヒロインの弟三人にも優しく、必要とあらば毅然とした態度もとれる大人。妻に恋をしているヒーローは若い彼女が恋をしたりデートをする機会を奪ってしまったと後ろめたい。ヒロインは夫にどんどん惹かれているのに自分に興味がなくなったのかと悶々。終盤は楽しかったです。2018/08/12

糸車

17
再読。ドナドナするつもりで紙袋にいれて読んだことをすっかり忘れて再購入。しかもある程度読んでから気づき、ショックを受けた(馬鹿だ)。最後まで読んで、うん、お話そのものは悪くはなかったんだよと自分に言い聞かせる。大人で冷静なはずのヒーローが「どうしてきみがそばにいるとぼくはへまばかりするんだろう?」と告白するシーンが印象的。結婚してすぐ事故を起こしヒロインを骨折させ不自由なギプス生活に追いやり、次はうっかり者の犬に体当たりされて階段から落下する彼女を救えず凹んでます。うろたえて本音を漏らす彼が可愛い。2019/06/13

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