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内容説明
ソフィの住むアシュダウンにグレゴリー・ウォレスが越してきた。彼は村の新興住宅地の開発業者で、経済の活性化に貢献したと、みんな諸手を上げての歓迎ムードだ。だが、ソフィは知っている。やりての実業家の真の姿を。もとの夫アランのように、うわべだけ魅力的で冷たく、田舎の人々を見下す人間に違いないのだ。アランの望まない妊娠をしたことで捨てられたソフィは、難聴の娘を抱え、ひとりで必死に生きてきた。もう男性とかかわりを持つつもりはいっさいない。ところが、アシュダウンにやってきたグレゴリーは、ソフィに興味を示し、なにかと会う機会を作ろうとする。狭い村では避け続けるわけにもいかず、顔を合わせているうちに、彼の開くパーティーのケータリングを頼まれた。そしてその夜、ソフィは彼の家に泊まらざるを得なくなり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
予定外の妊娠で夫に捨てられたシングルマザーのヒロインと、彼女の住む村の新興住宅地の開発を手がける建設会社社長のヒーロー。ヒロインが変に凝り固まってなければヒロインに惹かれたヒーローが熱心に求愛して恋人になって妊娠して結婚という普通の流れの話。でもヒロインがトラウマによる意味不明な頑固さでヒーローを無駄に傷付けて苛立たしかった。一貫して誠実なヒーローには感心。☆32015/07/28
こえん
0
5年前、妊娠をきっかけに離婚した図書館司書のヒロインと、ヒロインの故郷の小さな村にやってきた建設会社社長ヒーロー。前夫と上手くいかなかったことを引きずってるヒロインが、ヒーローとの間に距離を置こうとする様子が過度に見えてちょっと…。ヒロイン親友が終盤にとった行為には共感してしまった。2010/10/28