テキストブック 生命倫理

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589038951
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C1012

出版社内容情報

異なる価値観が併存する生命倫理学において、主な論点に〈問いと応答〉を提示、吟味し、読者自身の考えが生み出せる場を提供する。

目次

第1部 医療・生命と倫理(生命倫理の基本構造;臨床倫理と医療におけるコミュニケーション;ケアとケアの倫理)
第2部 生命の始まり(生殖補助医療;人工妊娠中絶と出生前診断、着床前診断;子どもの医療)
第3部 生命の終わり(高齢者医療と認知症;終末期医療と尊厳死;安楽死と医師による自殺幇助;脳死と臓器移植)
第4部 先端医療(遺伝子医療;再生医療;生命操作とロボット;脳と心・行動)
第5部 医療と社会(研究倫理;医療と人権)

著者等紹介

霜田求[シモダモトム]
京都女子大学現代社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

3
中絶では禁止派と容認派に別れ、容認派の中には、胎児はまだ人間ではないため中絶容認とする人間の線引きをするパーソン論の立場(自己意識が欠けた者は人間ではないとか自発的な活動がないとダメとか。自己意識がない新生児殺しも問題ないという者もいる)と、女性が置かれた状況を問題とするフェミニズムの立場がある。ちなみに、ドイツでは公認カウンセリングを受けることが中絶の要件になってるらしいのだが知らなかった。子供の医療では医療ネグレクトの問題があり、宗教的動機や障害ある新生児という理由で治療しない場合が問題になるらしい。2022/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12529577
  • ご注意事項