内容説明
ナショナリズムとファシズムによる不寛容と熱狂的崇拝は、いまなお人々に心酔と激情をもたらしている。青年期のヒトラー崇拝と反ユダヤ主義的言説により、生前から死後も非難に曝され、その痛切な悔恨が絶望となって著作に深い影を落としてきたシオラン。その封印された過去を初めて明るみに出す政治評論。
目次
コドレアヌ、大天使ミハイル軍団および鉄衛団についての覚書
祖国
シモーヌ・ブエのメモ
シオラン書簡断片
ルーマニアの変容(小文化の悲劇;ルーマニアのアダミスム;ルーマニアの心理的および歴史的な欠陥;国家集産主義;戦争と革命;政治の世界;ルーマニアの歴史の螺旋)



