内容説明
五〇代までの人生を会社や組織、そして自分の家族のために使ってきた人が多いのではないでしょうか。しかし人生八〇年時代になり、会社や組織からリタイアしてからの『第二の人生』が重要になってきています。では、どうすれば『第二の人生』を生き生きと毎日が充実して楽しむことができるのか？本書には学歴や肩書、財産などにしがみつかない生き方や自分の夢をかなえる方法、またはひとりの時間の楽しみ方などを、直木賞作家・西木正明氏ならではの「おとなの嗜みと遊び」の方法を紹介してあります。
目次
はじめに 「定年後の自由」という名の束縛
第１章 まずは、引きこもりの賢者に
第２章 第二の人生に自分を賭けた男たち
第３章 定年後の辞書に「失敗」の文字はない
第４章 「孤独を愛でる」ことの大切さ
第５章 人生のドラマは自分で創る
第６章 ３・１１以後の日本を考える
著者等紹介
西木正明［ニシキマサアキ］
１９４０年、秋田県生まれ。早稲田大学教育学部社会学科中退。早大探検部時代にはアラスカに遠征。大学中退後、平凡出版（現・マガジンハウス）に入社。二六歳から一四年間、編集者として勤務後、作家活動に入る。１９８０年『オホーツク謀報船』で日本ノンフィクション賞新人賞を受賞。以後、ノンフィクションタッチの作品を次々と発表。１９８８年、巨人軍元投手のスタルヒンの生涯を描いた『凍れる瞳』『端島の女』で第９９回直木賞を受賞。１９９５年『夢幻の山旅』で新田次郎文学賞、２０００年『夢顔さんによろしく』で柴田錬三郎賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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