作家と酒

個数:
電子版価格
¥1,672
  • 電書あり

作家と酒

  • ウェブストアに12冊在庫がございます。(2024年04月25日 21時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582747133
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0091

出版社内容情報

【収録作品(掲載順)】

1 酒呑みの流儀
正しい酒の呑み方七箇条/おいしいお酒、ありがとう 杉浦日向子  
二十年来の酒 立原正秋 
或一頁 林芙美子 
ビールの歌 火野葦平 
酒と小鳥 若山牧水 
ビールの味 高村光太郎 
あたしは御飯が好きなんだ! 新井素子 
酒のエッセイについて 二分法的に 丸谷才一 

2 酒の悪癖
酒徒交伝 永井龍男 
失敗 小林秀雄 
酒は旅の代用にならないという話 吉田健一
一品大盛りの味─尾道のママカリ 種村季弘
更年期の酒 田辺聖子
やけ酒 サトウハチロー
『バカは死んでもバカなのだ赤塚不二夫対談集』より 赤塚不二夫×野坂昭如
ビール会社征伐 夢野久作

3 わたしの酒遍歴
ホワイト・オン・ザ・スノー 中上健次
音痴の酒甕 石牟礼道子
酒の楽しみ 金井美恵子
eについて 田村隆一
先生の偉さ/酒 横山大観
酒のうまさ 岡本太郎
私は酒がやめられない 古川緑波
ビールに操を捧げた夏だった 夢枕獏
妻に似ている 川上弘美

4 酒は相棒
ブルー・リボン・ビールのある光景 村上春樹
薯焼酎 伊丹十三
サントリー禍 檀一雄
香水を飲む 開高健
人生がバラ色に見えるとき 石井好子 
パタンと死ねたら最高! 高田渡 
風色の一夜 山田風太郎×中島らも 
冷蔵庫マイ・ラブ 尾瀬あきら 
『4コマ ちびまる子ちゃん』より さくらももこ
こういう時だからこそ出来るだけ街で飲み歩かなければ 坪内祐三  
焼酎歌 山尾三省

5 酒場の人間模様
未練 内田百? 
カフヱーにて 中原中也
三鞭酒 宮本百合子 
星新一のサービス酒 筒井康隆 
とりあえずビールでいいのか 赤瀬川原平 
「火の車」盛衰記 草野心平 
水曜日の男、今泉さんの豊かなおひげ 金井真紀 
終電車 たむらしげる 

内容説明

きょうも一杯、いい気分。開高健、吉田健一、赤塚不二夫、中上健次、さくらももこ、内田百〓…。酔いどれ作家46名のエピソード。

目次

1 酒呑みの流儀(正しい酒の呑み方七箇条/おいしいお酒、ありがとう(杉浦日向子)
二十年来の酒(立原正秋) ほか)
2 酒の悪癖(酒徒交伝(永井龍男)
失敗(小林秀雄) ほか)
3 わたしの酒遍歴(ホワイト・オン・ザ・スノー(中上健次)
音痴の酒甕(石牟礼道子) ほか)
4 酒は相棒(ブルー・リボン・ビールのある光景(村上春樹)
薯焼酎(伊丹十三) ほか)
5 酒場の人間模様(未練(内田百〓)
カフヱーにて(中原中也) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

49
様々な作家のお酒にまつわるアンソロジー。自分は下戸なのでお酒で酔う楽しみは分かりません。でも、飲めたらきっと色々楽しいのかもしれないと思いました。もしお酒を飲めるなら酒癖だけは気を付けたいものです。2024/03/30

ネギっ子gen

39
「二分法的に」:あらゆる酒好きの人間は、酒について書いた文章を好んで読む者とそれ以外の者に分れる。が、違ふ読み方もあるのぢやなからうか。あらゆる酒好きの人間は、『アル中本』を好んで読む者とそれ以外の者に分れる。せつかく酒を好む癖に、酒を“どん底”まで極めた先人の文章を愉しまない人びとがゐる。ああ、何とかはいさうなことだ。さういふ連中は今夜もまた、若山牧水や吉田健一を読みながら酒を呑んでゐるに相違ない。勿体無いやうな気がする。ねえ、さうではないでせうか。例へば、『今夜、すべてのバーで』を読みながら、1杯。⇒2021/12/29

かずぼう

35
酒を止めたくなりました。特に赤塚不二夫と野坂昭如の対談、1杯だけ呑めと迫る赤塚に野坂は拒絶。酒を1杯でも呑んだら、もう止まらない、コントロール出来ず際限なく呑んでしまうアルコール依存性の恐怖。例外はあるが、酒豪といわれている作家も50前後で亡くなられている気がする。お酒とは上手に付き合っていきたい。2022/03/03

Tanaka9999

20
2021年発行、平凡社の本。44編。酒にまつわるエッセイ集。結構多くが故人。当たり前かもしれないが酒飲みのエッセイが多い。特に戦前から戦中、昭和中期までの人物のものは結構飲みすぎな話ばかり。あとは戦争直前から戦中の酒の話。個人的には酒は好きだがあまり飲まない。時間とお金がないのもあるが、はまると怖いかなと感じているから。でも酒の話を見るのはそんなに嫌ではない。2021/11/10

くさてる

19
題名通り、酒に関する作家のエッセイを集めたアンソロジー。昭和の作家ばかりで、どこか懐かしくのんきな雰囲気があって楽しめました。2021/10/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18427039
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。