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出版社内容情報
《随身庭騎絵巻》《伴大納言絵巻》など、平安から鎌倉期の詞書のない説話画や絵巻物を読み解き、新しい絵物語世界の可能性を提示。
内容説明
『随身庭騎絵巻』『伴大納言絵巻』など平安時代から鎌倉時代の絵巻物、説話画を読み解き、想像で物語を紡ぐ。そこに絵物語世界の新しい可能性がひらく―。
目次
第1話 みることから読むことへ―『随身庭騎絵巻』『伴大納言絵巻』「天皇貴族影」(『随身庭騎絵巻』と『伴大納言絵巻』の話;「天皇貴族影」の真実 ほか)
第2話 『目無し経』の話(平安貴族の姫君と物の怪;地方長官の姫君の話 ほか)
第3話 瀧上寺来迎図の話(下品中生図の話;上品上生図の話 ほか)
第4話 女史箴図巻の話(第一段の絵図を観る;第一段の絵図を読む ほか)
第5話 フリアー・ギャラリー所有の厨子扉絵の話(扉の造り;二尊を語る)
著者等紹介
中村興二[ナカムラコウジ]
1938年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(美学美術史学)単位取得退学後、京都国立博物館学芸員。77年、奈良女子大学文学部助教授、のち教授となり、1999年退官。2000年、京都市立芸術大学美術学部教授。2003年、大阪成蹊大学芸術学部教授、2008年退任。奈良女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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