内容説明
激動の現代中国を鏡にした戦後日本の知識社会の変貌。中国との格闘を11人の現代中国研究者に訊く。
目次
中国経済研究の新しい方法をめざして
中国共産党史研究から内発的発展論へ
旧中国から新中国へ―その思想の軌跡を求めて
主体への問い―「方法としての中国」をめぐって
同時代研究としての中国研究
農業問題から見る中国経済
講演―近代中国研究と東洋文庫
国民党左派の研究から中国を照射する
現代中国は手に余るものになった
中国史から中琉日関係史へ―『歴代宝案』の世界と向き合って
朝貢システムから見る東アジア
著者等紹介
平野健一郎[ヒラノケンイチロウ]
1937年、茨城県生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程、ハーバード大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学名誉教授、早稲田大学名誉教授、国立公文書館アジア歴史資料センター長。専攻は近代東アジア国際関連論、国際文化論
土田哲夫[ツチダアキオ]
1959年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学経済学部教授。専攻は中国現代史、国際関係史
村田雄二郎[ムラタユウジロウ]
1957年、東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は中国近代思想史
石之瑜[セキノユ]
1958年、台湾・台北市生まれ。デンバー大学国際関係論博士課程修了(Ph.D.)。現在、台湾大学政治学系講座教授。専攻は中国研究、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
mori-ful