出版社内容情報
花村萬月[ハナムラ マンゲツ]
著・文・その他
内容説明
過食嘔吐を繰り返す小説家志望の自称モデル・宮島弥生を描いた前作『浄夜』の登場人物だった舎人憲夫。果たして彼は弥生の想念のなかから生みだされた妄想なのか、それとも…。虚構と現実を行き来する舎人の“M”を描いた哲学的小説。
著者等紹介
花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京生まれ。89年『ゴッド・プレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。98年『皆月』で吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で柴田錬三郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。