内容説明
奥多摩の御嶽山にある神官屋敷―。少年だった著者が聞いた、伯母の怪談めいた夜語り。それらは怖いけれど、惹きこまれるものばかりだった。切なさにほろりと涙が出る極上の連作短編集。
著者等紹介
浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞。97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年には『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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