PHP新書<br> 一生使える脳―専門医が教える40代からの新健康常識

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PHP新書
一生使える脳―専門医が教える40代からの新健康常識

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569837444
  • NDC分類 498.39
  • Cコード C0236

出版社内容情報



人生100年時代は「一生使える脳」が重要。脳のワーキングメモリーの活性化、食事、運動、身体バランスの保持で脳は驚くほど若返る。

内容説明

ちょっとした「あれ、なんだったっけ?」が増えてくる40代、50代。疲れが抜けにくくなるなどの身体の変化も感じ始める年代です。それがそのまま認知症の発症につながるわけではありませんが、何もしないまま放っておくと、脳の老化が早まり、10年後、20年後の人生にマイナスの影響が出てしまいます。「人生100年時代」の長生きを「幸せな長生き」にするために最も重要なことは、脳のパフォーマンスを効率的に保ちつづけることです。本書では、「一生使える脳」を育んでいる人の脳の使い方、健康習慣を明らかにします。

目次

第1章 一生使える脳、一生使えない脳(「一生使える脳」を育んだ人は、三つの法則を実践している;聞き方一つで、記憶がよみがえる ほか)
第2章 「一生使えない脳」になる前兆は四〇代から現れる(こんな食習慣が「一生使えない脳」をつくってしまう;生活習慣病となる要因を遠ざけるために必要なこと ほか)
第3章 脳の「ワーキングメモリ」を向上させる生活習慣(脳は生まれたときから死ぬまで絶えず何かを学び、変化する;考えながらの読書は、まさに「脳への適切な刺激」となる ほか)
第4章 「一生使える脳」を支える身体づくり(「食」と「運動」で脳を支える身体をつくっていく;プロテインスコア満点の卵を食生活に取り入れる ほか)
第5章 「一生使える脳」を保つ環境整備(四〇代、五〇代のうちに定年後の準備を始める;自分の心に正直で行動的だからこそ、ストレスの少ない環境が整う ほか)

著者等紹介

長谷川嘉哉[ハセガワヨシヤ]
1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。医学博士、日本神経学会専門医、日本内科学会専門医、日本老年病学会専門医。毎月1000人の認知症患者を診察する、日本有数の神経内科、認知症の専門医。祖父が認知症であった経験から2000年に、認知症専門外来および在宅医療のためのクリニックを岐阜県土岐市に開業。開業以来、5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

86
あれ、なんだっけ?は認知症の始まりではない。思考力や創造性、知的生産性の力が低下しているサイン。前葉前野のワーキングメモリを上手く使えずに脳内の記憶を上手くアウトプット出来てない状態。ワーキングメモリはMAXで7つ同時処理とのこと。これを維持するため、多種多様な人的関わりや運動、食事、アウトプットの有効性等が述べられる。確かに、お年寄りは今日何した?では言えないが、今日はここへ行ってどうした?と聞くと一気呵成と話すこと多いなぁ。それがワーキングメモリの衰えということらしい。決して認知症初期ではないとのこと2018/01/23

ユウユウ

29
こういう本は変に気になってしまいやすいのですが、出来るだけ良いところは取り入れ、出来ていないところは鷹揚に構えて向かいたいと。以下、目に留まった内容。「考えながらの読書で脳に刺激を入れる」「読書記録をつけるなどして、アウトプットを心がける」「思い出せなかったノートを作り、なんだっけ?を整理する」「適度な有酸素運動を行う」「卵を食生活に取り入れる」「朝昼晩のうち、一食だけ糖質制限する(極端な糖質制限制限は逆効果)」「片足立ちトレーニングを実践する」「スマホを外部脳として活用(過度の依存は逆効果)」などなど。2019/08/17

蓮華

22
おもしろかった。 40代50代からの脳の使い方次第で60歳以降の人生が決まるといっても過言ではない。 認知症、脳のパフォーマンス低下をいかに遅らせるか。 そんな興味深い内容と豆知識が今後の生活を改善しようという気持ちにさせてくれる。 人生100年時代。 いかに健康で意識もはっきりとした状態で過ごせるかが生きる楽しみを持続できるポイントなのかも。2018/09/30

hiromura

18
2年前に「親指を刺激すると・・・」を読んで以来の長谷川先生。言いたい言葉が出てこなくなる対策のため購入。脳のワーキングメモリを理解して「アウトプットするために情報をインプットする」「すぐやる、メモする、書き出す」「片足立ち」などを心掛けよう。気になった箇所「自分の心に正直で行動的だからこそ、ストレスの少ないシンプルな環境が整っていく」「快不快に敏感」で先行きへの「期待感」を抱くことが大切。何より私は、もっと睡眠を重視する必要があるかもしれないが。ながら勉強ながら仕事はダメ、体を使いながら頭も使おう。2018/06/02

645TJC

13
脳を有効的かつ効率的に作用させるには? 体に良い事は脳にも良い。脳のワーキングメモリの稼働容量はPCのメモリー同様限度がある。同時並行で処理可能な情報は最大7つでありこれを超えると効率が低下する。効率低下を抑制するために、すぐやる、メモする、書き出すを実行しメモリを解放する。情報はアウトプットを前提とし、記憶のフックを意識してインプットする事で記憶定着率が高まる。 有酸素運動と脳トレを組み合わせると脳が刺激され記憶定着率が高まる。 2018/01/28

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