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「優柔決断」のすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569774213
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

人生を成功させるカギは「優柔不断な決断力」。

「メガネをかけたキャッチャーは大成しない」――。この常識を覆したのは「優柔だけど不断ではない力」だった。やわらか頭の成功哲学。

成功する人は「優柔」である!!

▼膨大な情報の波に溺れず、過去の成功体験にも縛られない。瞬時の判断力を鍛える「やわらかな思考法」を古田敦也が伝授する。

▼「メガネをかけたキャッチャーは大成しない」「ミットは小さいほうがいい」。そんな常識を次々と破った古田氏。そこには「ID野球の申し子」の異名をはるかに超えた強くてやわらかな発想があった。

▼「ブレることを恐れない」「二年前の情報はさっさと捨てる」「オリジナルとは組み合わせの妙」……。あらゆる手段でデータは集めつつも、決して”頭でっかち”にならない。つねに変化しつづけるプロ野球の頭脳の中身はどうなっているのか。巻末では茂木健一郎氏が脳科学的見地から徹底解剖。

▼悩んでもいい、迷ってもいい、最後は腹をくくれ!

▼【内容例】現在の環境にグチを言わない/頭の中にファイルをつくる/2年前の情報はさっさと捨てる/成功イメージを描きすぎない/即決グセをつけるetc.

●はじめに 成功する人は柔軟である 
●第1章 「優柔決断」の思考法 
●第2章 力の源は「負けたくない」という気持ち 
●第3章 意外性にもワケがある 
●第4章 やわらかな組織力 
●第5章 脳を活かす「優柔決断」の生き方 茂木健一郎×古田敦也

内容説明

「メガネをかけたキャッチャーは大成しない」「ミットは小さいほうがいい」。そんな常識を次々と破った古田氏。そこには「ID野球の申し子」の異名をはるかに超えた強くてやわらかな発想があった。「ブレることを恐れない」「二年前の情報はさっさと捨てる」「オリジナルとは組み合わせの妙」…。あらゆる手段でデータは集めつつも、決して“頭でっかち”にならない。つねに変化しつづけるプロ野球の頭脳の中身はどうなっているのか。巻末では茂木健一郎氏が脳科学的見地から徹底解剖。悩んでもいい、迷ってもいい、最後は腹をくくれ。

目次

はじめに 成功する人は優柔である
第1章 「優柔決断」の思考法
第2章 力の源は「負けたくない」という気持ち
第3章 意外性にもワケがある
第4章 やわらかな組織力
第5章 脳を活かす「優柔決断」の生き方(茂木健一郎×古田敦也)

著者等紹介

古田敦也[フルタアツヤ]
1965年兵庫県生まれ。元プロ野球捕手、現・野球解説者。立命館大学卒業後、トヨタ自動車に入社。日本代表としてソウルオリンピック銀メダル獲得に貢献する。89年ドラフト2位でヤクルトスワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)に入団。ルーキーイヤーからゴールデングラブ賞を獲得(計10度)、翌年には首位打者に輝くなど、攻守両面にわたって活躍。「プロ野球の頭脳」として5度のリーグ優勝、4度の日本一にチームを導く。また日本プロ野球選手会会長としてプロ野球再編問題に積極的に発言し、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

43
なかなか面白い。少し前の本ではあるが、まさに、今、そしてこれから必要な発想法だと思う。絶えず、情報を自分で集め(観察)、自分で判断する。相手の眼で考えるようにする(これが難しいと思う)ことで、違ったことが見えてくる。当然、相手も変わていくので、それに合わせて柔軟に受けとるっということ。以前、朝令暮改でいいんだ・・・と職場で聞いたことを思い出した。同じ趣旨のことだったんだと再認識。守るべきことの一方で、変化を怖れないこと。2020/09/27

ジェンダー

41
プロに入る前からこういった考え方はでにてなかったように思う。野村監督に出会い吸収して行く中でこういった考え方に至ったんだと思う。ただプロになる前から常に前向きに捉えながらプレーはしていたんだと思う。ただいろんな選手のバットを見せてもらいながらその都度その都度に合わせたバットを何種類も持っていたのは意外でした。しかも良い選手の打ち方を真似しながらその中で良いものを得て生かして行く考え方をプロになってからも実践して行くの難しいと思います。そういった好奇心旺盛さやコツコツやって行くのが大事だと思いました。2014/07/19

おせきはん

14
柔軟に情報を収集したうえで、最終的にそれを活かした決断をしっかりする「優柔決断」、やる勇気の大切さが説かれています。他にも、現在の環境にグチを言わない、二年前の情報はさっさと捨てる、即決グセをつける、評価される側である自分の立場から目を逸らしてはいけない、オリジナルとは「組み合わせの妙」であるなど、決断に際して採り入れたい考え方が多く書かれていました。2018/01/09

清作

11
自身の野球経験を通して優柔決断の大切さについて説いている。ただ、「はじめに」と第一章で優柔決断のポイントを挙げて、以降はどんなことを考えてプロ野球選手生活を全うしたかを語っており、本書のタイトルほど優柔決断について強く説いているわけではない。だがもちろん、本書を読むとどういう心持で事に当たればいいのかが分かり易く説明されていて為になった。2013/03/17

Kaz

10
古田の柔軟性にとんだ考え方、生き方がお気に入り。決断には準備が必要というところがポイント。準備なき決断はただのその場しのぎ。入念な準備、これまでの思考の蓄積無くして、優柔決断は成しえない。2013/07/07

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