PHP文庫<br> 学校では教えてくれない日本史の授業 天皇論

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学校では教えてくれない日本史の授業 天皇論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569761381
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0121

出版社内容情報

天皇のルーツは外来農耕民族、本居宣長が確立した天皇の「絶対性」など、専門家があえて触れない日本史のタブーがいま明らかになる!

【著者紹介】
作家

内容説明

かつて「仁徳天皇陵」と習った古墳が、現在は「大仙陵古墳」と記載されているのをご存じだろうか?これは近年の研究から仁徳天皇の時代とは合わないことが判明し、被葬者がはっきりしないためだ。本書は、このような専門家は知っていながら教科書ではあえて触れない歴史のタブーについて講義した一冊。

目次

第1章 「古代日本」と「天皇のルーツ」の謎を解く―なぜ、日本には“城”がないのか(古代日本にもあった熾烈な民族抗争;卑弥呼は太陽神である;天皇陵からわかる日本人の死生観)
第2章 朝幕併存=二権分立の謎を解く―頼朝・信長・家康でも超えられなかった天皇という存在とは?(天皇と藤原氏の争いが武士を誕生させた;ケガレ思想が平氏の台頭を許した;平氏滅亡と源氏興隆の知られざる理由 ほか)
第3章 「天皇絶対」と「日本教」の謎を解く―神道、仏教、朱子学からわかる日本独自の思想とは?(仏教が怨霊を鎮魂する;浄土宗と日蓮宗はなぜ対立したのか;朱子学が国家神道と絶対神を生んだ ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。昭和29(1954)年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

121
2018/4/3 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/10/19〜10/25 井沢さんのいつもながらの主張であるが、主に日本人にとっての天皇の位置付けについて、論評している。キリスト教やイスラム教などと比較すると、つくづく日本人の宗教観は特殊だなぁと思わせられる。2018/10/25

WATA

70
「なぜ武士が誕生したのか」「なぜ平氏は滅んだのか」といった、歴史の「なぜ」を著者の歴史観をもとに紐解いていく本。内容は非常に面白い。ケガレの思想や怨霊への恐怖が日本の歴史の根底にずっと流れている、という考え方は斬新。ただ、文中に時々出てくる「これが真実の日本史」「教科書の記述はよくない」といった意見については疑問。いまの教科書は確認のとれていない歴史観を排して「いつ」「だれが」「どこで」「なにをした」という事実を重視した結果、そういった記述になっているはず。私は教科書の立場も尊重すべきだと思う。2014/07/16

大阪魂

53
いつもながら井沢さんの日本史は目からウロコ!卑弥呼は名前ちごて日御子って肩書やったとか、荘園は脱税システムやったとか、頼朝は武士の所有権願望を背景に「惣地頭」「惣追捕使」ゲットして後白河から実権奪ったとか、鎌倉幕府崩壊させたんは相続平等主義やとか、観想念仏から声明念仏にしたから庶民が仏教信じるようになったとか、日蓮宗と他仏教との違いとか。教科書にのってへん背景語ってはってそれストンと腹に落ちるからほんま勉強なった!それと例によってケガレと怨霊思想。でも通説をあんまし根拠なく否定しすぎなんはどーなんかなあ…2021/09/20

とも

40
★★★★天皇を軸に、古代から現代までの日本史を読み解く。古代天皇制から貴族、武士政権へと移り、明治維新で天皇制が復活するも、戦後 民主制へと移るなかで、時の天皇がどうか変わってきたのかが分かりやすく説明されている。特に秀逸なのは、藤原 貴族制から平家 武家政権への家庭については秀逸。井沢お得意の怨霊と穢れ色の偏向も薄く、読み応えがある。2017/03/04

ソラ

34
逆説の日本史を読んでいるので目新しさという部分ではないけれど、これまでの知識を整理できたかなという感じ。2015/04/16

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