出版社内容情報
天皇のルーツは外来農耕民族、本居宣長が確立した天皇の「絶対性」など、専門家があえて触れない日本史のタブーがいま明らかになる!
【著者紹介】
作家
内容説明
かつて「仁徳天皇陵」と習った古墳が、現在は「大仙陵古墳」と記載されているのをご存じだろうか?これは近年の研究から仁徳天皇の時代とは合わないことが判明し、被葬者がはっきりしないためだ。本書は、このような専門家は知っていながら教科書ではあえて触れない歴史のタブーについて講義した一冊。
目次
第1章 「古代日本」と「天皇のルーツ」の謎を解く―なぜ、日本には“城”がないのか(古代日本にもあった熾烈な民族抗争;卑弥呼は太陽神である;天皇陵からわかる日本人の死生観)
第2章 朝幕併存=二権分立の謎を解く―頼朝・信長・家康でも超えられなかった天皇という存在とは?(天皇と藤原氏の争いが武士を誕生させた;ケガレ思想が平氏の台頭を許した;平氏滅亡と源氏興隆の知られざる理由 ほか)
第3章 「天皇絶対」と「日本教」の謎を解く―神道、仏教、朱子学からわかる日本独自の思想とは?(仏教が怨霊を鎮魂する;浄土宗と日蓮宗はなぜ対立したのか;朱子学が国家神道と絶対神を生んだ ほか)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。昭和29(1954)年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
WATA
大阪魂
とも
ソラ