出版社内容情報
神道に精通した旧皇族。仏教の極意を知る大阿闍梨。神道と仏教とで立場の異なる二人が、「日本の伝統精神」について語らった白熱の対論。
【著者紹介】
作家、慶應義塾大学講師
内容説明
神道と仏教抜きに、日本の伝統精神を語ることはできない。本書はその本質に追るべく、神道に精通した旧皇族と仏教の極意を知る大阿闍梨が、垣根を越えて語らったもの。「戦いによらず統一王権を築いた天皇の独特さ」「日本人の生活のほうが欧米人より宗教的」「日本が幸せになることが、世界の幸せにつながる」など、“光り輝く”61のエピソードで、この国の見方が変わる!
目次
1 『古事記』と天皇と大自然の摂理(お坊さんなのに『古事記』を愛読?;古伝承をまとめ直した日本最初の歴史書 ほか)
2 「神仏習合」による心の基軸(日本人の生活のほうが欧米人より宗教的;自然を「神」とするから融通無碍な考えも生まれる ほか)
3 「清く正しい生き方」とは何か(「神のような帝王の姿を見た」;民のための般若心経を写経した後奈良天皇 ほか)
4 日本の伝統精神が甦るとき(維新前夜にいた「美しい日本人」;必要なのは「何かを守るための改革」 ほか)
著者等紹介
竹田恒泰[タケダツネヤス]
昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部卒。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞
塩沼亮潤[シオヌマリョウジュン]
昭和43年(1968)、仙台生まれ。昭和62年、吉野山金峯山寺で出家得度。平成11年(1999)、1300年の歴史で二人目となる「大峯千日回峰行満行」を果たす。現在は仙台市秋保の慈眼寺住職、大阿闍梨として、全国から信者を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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