出版社内容情報
格安スーパー銭湯、7階建てマンション、パッド入りブラジャーなど、現代人もビックリのローマ市民の生活がイラスト入りでよく分かる。
内容説明
遥か昔に隆盛を誇ったローマ帝国。実は、その暮らしには現代に共通する点が多くあった!たとえばテベレ川の水質汚染が問題になっていたり、家賃水準が東京と同じくらい高かったり、少子化問題に悩んでいたりと、およそ2000年前とは思えないほどなのだ。本書では、そんなローマ市民の知られざる暮らしぶりを楽しく紹介。
目次
1章 食(ローマ人の朝食にコーヒーはなかった;上流階級は軽く、中流以下はしっかり昼食をとる ほか)
2章 住(人口密度は東京二十三区の五倍以上に;人口の三分の一は奴隷だった ほか)
3章 衣(トガを美しく着こなすための着付け専用の奴隷;純白のトガは立候補者だけのもの ほか)
4章 遊(一度に千六百人が入浴できたカラカラ浴場;奴隷と皇帝が顔を合わせた古代ローマの公共浴場 ほか)
5章 法(ローマの市民権を得るため、農民は手弁当で兵士になった;古代ローマに住んでいたさまざまな人々 ほか)
著者等紹介
金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年、東京都生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、広島大学教授、亜細亜大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。現在、著述家、翻訳家。専門はドイツ文学、ドイツ思考(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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