ＰＨＰ文庫 仏像がよくわかる本―種類・見分け方完全ガイド

瓜生 中【著】

ＰＨＰ研究所（1998/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 505p／高さ 16cm
• 商品コード 9784569571676
• NDC分類 186.8
• Cコード C0136

出版社内容情報

　　仏像の歴史、種類、形の意味などをイラスト、写真満載で徹底的に解説し、魅力に迫る。全国お寺ガイドもついて、仏像巡りに必携の一冊。　　五木寛之氏の『大河の一滴』が売れている。五木氏は蓮如についての著作もあるなど仏教に非常に造詣が深く、作品にもその影響が色濃く表れている。不安に満ちた現代で、読者たちは、五木氏の暖かい文体を通して仏教の精神にふれ、やすらぎを得ていると言えるだろう。それにともなって、もっと深く仏の世界を知りたいと考える人も増えている。そういった人々のよすがとなるのが、私たちの身近にある、仏像の数々である。本書ではその仏像のすべてを、写真、イラスト満載で徹底的に解説。仏像には如来、菩薩、明王、天、などの種類があり、それぞれが固有の形状や、歴史的エピソードを持っている。だから違いがわかれば、仏教の仕組みや成り立ちがわかり、自分の願いをかなえてくれる神に正確に祈ることができる。また巻末に「仏像が見られる全国お寺ガイド」もついて、自分のお参りした本尊が何なのか知ることができ、拝観のお供にぴったりの一冊である。　　

内容説明

「如来」と「菩薩」の違い、見分け方を知っていますか？人々の心に不思議なやすらぎをもたらす仏像。阿弥陀如来、弥勒菩薩、不動明王、梵天など、その多種多様な姿について、写真・イラスト満載で形状や特徴を詳しく解説。あわせて、それぞれの像に込められた意味、エピソードなどもわかりやすく紹介。

目次

第１章　仏像の基本知識
第２章　如来―完全なる人格
第３章　菩薩―救済に尽くす者
第４章　明王―インドの神々
第５章　天―仏教に帰依した神々
第６章　曼荼羅―宇宙の真理をあらわす
第７章　神像、羅漢―聖なる神々
第８章　日本の仏像―時代の変遷をたどる
第９章　仏像が見られる全国お寺ガイド

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[naoto]

仏像についてはあまりよく知らなかったけど、かなり詳しく出ていた。いろんなのがいるんだね。最後に全国仏像ガイド？みたいなのもあって、好きな人は仏像めぐりの参考になると思う。

2023/08/08

[depo]

お寺や博物館に行ったとき、仏像を見分けたいと思って読んだが、たった1冊の文庫本では難しい。

2021/03/20

[圓子]

日本仏教の仏像について。とにかくいろいろありすぎる。そして、〜の化身、とか、〜と同体、とか割り切れなかったりつじつま合わせのような存在があったり。生み出したのは私たちだから、それだけ悩みは尽きないということだよね。

2012/02/18

[りぐ]

光背にも色々な種類があったり、菩薩にも色々あったりで、結構楽しい。 仏陀は知ってるけど、その前に何人かいるってのはこじつけ的な……。 まぁ、宗教ってそんなものかなと思いました。 最後の全国の国宝とか重文とか置かれてるお寺の紹介が気になりました。

2015/03/25

[空太]

ほんとにたくさん種類があるんだなー。勉強になった。如来と菩薩の違いでさえわからなかったし。弥勒菩薩は早くこないのかな笑

2013/01/06