出版社内容情報
矢部良明[ヤベヨシアキ]
監修
荒川正明[アラカワマサアキ]
著・文・その他
金子賢治[カネコケンジ]
著・文・その他
佐々木秀憲[ササキヒデノリ]
著・文・その他
伊藤嘉章[イトウヨシアキ]
著・文・その他
内容説明
縄文時代から現代まで、コンパクトな1冊にまとめられた待望の日本陶芸全史。オールカラー掲載作品296点を駆使して展開する平易な本文。巻末に、日本陶磁の技術・様式系統図、近・現代やきもの関連年表、平安・鎌倉・室町・江戸各時代の主要窯場地図、用語解説など、充実した参考資料を付す。やきものの勉強と鑑賞に、ぜったい必携の入門・案内書。
目次
縄文時代
弥生・古墳時代
奈良時代・平安前期
平安後期・鎌倉・室町時代
桃山時代
江戸時代
明治時代
大正時代・昭和初期
現代
巻末資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mentyu
4
今までなんでも鑑定団に出てくるようなやきもの趣味が本当に理解できなかったが、本書を読んでも相変わらず理解できなかった。でも、面白い人には面白いのでしょう。それよりも、読み進めていくうちにやきものがメディアとして機能して、しかも作者と趣味者を中心とした言説空間の形成も生じていることに気づいたことの方が収穫だった。もっとも、本書にはメディアという言葉は一切出てこないが。2020/03/02
55くまごろう
0
先ず手に取った瞬間感じたのが「本が重い!」ということである。これは全ページ美しいカラー写真を載せるため、上質な印刷紙を使用しているため。それだけ素晴らしい陶芸を目で味わいながら、読み進めることができるということである。内容も土器から始まり現代まで、中国や西洋の影響も受けつつも独自性を育んできた日本の陶芸の発展を辿ることができた。本書は陶磁器を単なる技術的発展の側面からとらえるのでなく、作家の芸術性の深化ととらえている点が面白かった。2019/06/10
kaz
0
縄文・弥生時代から現代まで、やきものの技巧の変遷がわかって面白い。現代の前衛的な作品は、ちょっと理解を超えている。 2018/08/26
0422
0
いい。2018/07/06