出版社内容情報
介護で一番困るのは、認知症で元気な方というのが本音。困った人という固定観念を外して向き合い、具体的な対応がわかる本。
平野 享子[ヒラノ キョウコ]
著・文・その他
内容説明
本人も介護する人も救われる。まずどうするも、それからどうするも!!その場しのぎでない方法も。暴言・暴力も、弄便も、物盗られ…も。理由?→解決!
目次
1 認知症のBPSDどうしよう?(食事をひっくり返す!(食べない・食事が進まない)…どうして食べようとしてくれないの?どうして食べてくれないの?いったいどうしたら?→食習慣や環境を尊重するとともに内臓疾患を疑う。
身の回りにある物を何でも口にする!(異食)…手元にある物は全て食べられると思うの?わ~ダメダメ、それは食べ物じゃないですよ!→慌てない、怒らない、そして救急対応。
お風呂に何日も入らない!(入浴嫌い)…気持ちが良いのにどうして入らないの?いつになったら、入ってくれるの!→入浴習慣と嫌がられる理由を探る。
うんちを素手でいじる!(弄便)…何でそんなことするの!便をいじっても汚いと思わないの?田中さんがうんこを塗りたくっている!→排せつパターンを把握して誘導する。
強く帰りたいと訴える!(帰宅願望)…ここにいることになったのが分からないの?夕刻になると必ず、帰りたがる!→まず、ご本人の話を聞きその言葉の背景を考え、理由を探る。 ほか)
2 認知症ケアの基本とお役立ち情報&知識(平野亨子の認知症ケア講座…現場から学び、実践しよう!)
著者等紹介
平野亨子[ヒラノキョウコ]
訪問介護から始まり25年以上にわたって、通所サービス・居宅介護支援事業、施設の立ち上げ・運営等に役職としても深く携わり、早期より現場における認知症ケアに力を注ぐ。医療法人マックシール巽病院介護老人保健施設元・介護部長。現在、マックシールスクール顧問・専任講師。認知症介護実践研修・リーダー研修等で講師として活躍。その他講演活動や執筆等多数。認知症ケア上級専門士、介護福祉士、主任介護支援専門員。大阪府認知症介護指導者、大阪府池田市介護認定審査会委員及びキャラバンメイト連絡会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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