平安時代の宮廷祭祀と神祗官人 (改訂増補)

平安時代の宮廷祭祀と神祗官人 (改訂増補)

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  • サイズ A5判/ページ数 369p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562091263
  • NDC分類 176
  • Cコード C3021

内容説明

本書は、平成十二年に刊行した同名の書に、三つの章を加えて上梓するものである。本書は、宮廷祭祀に関する諸問題のうち、従来、等閑視されてきた問題、或いは誤解されてきた問題、等について、三部構成によって論述した。

目次

第1編 神宮奉幣使の展開(神宮奉幣使考;平安時代中期における神社信仰―祈年穀奉幣の成立を中心に;祈年穀奉幣について;平安時代中期における神宮奉幣使の展開―公卿勅使制度成立に関する試論;『江家次第』伊勢公卿勅使条の再検討―公卿勅使進発并路次儀条の成立をめぐって;四姓使小考)
第2編 神祗官人諸家の成立(「継嗣令」皇兄弟子条の空文化について;白川伯王家の成立;王氏の終焉と王代河越家の成立;平安時代前期の大中臣氏と神宮祭主―祭主制度成立に関する一試論;神宮祭主成立再考;神宮祭主成立の法的背景―天平宝字元年六月乙未制の有効性をめぐって;祭主祈祷の成立と展開;清麻呂流大中臣祭主家成立の背景―大神宮の祟咎と清麻呂)
第3編 古代国家の遷宮儀式(『新儀式』「伊勢大神遷宮事」条成立に関する覚書;神宝使考―平安時代に於ける朝廷の遷宮観)

著者等紹介

藤森馨[フジモリカオル]
昭和33年(1958)東京都品川区生まれ。昭和62年國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期単位修得満期退学。日本学術振興会特別研究員、図書館情報大学(現筑波大学)非常勤講師、財団法人大倉精神文化研究所専任研究員を経て、国土舘大学文学部文学科教授、博士(宗教学)、國學院大學兼任講師、跡見学園女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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能谷

0
伊勢神宮と朝廷の関係や神祇官のことがよくわかった。2012/09/28

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