コージーブックス コクと深みの名推理 15<br> 大統領令嬢のコーヒーブレイク

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コージーブックス コクと深みの名推理 15
大統領令嬢のコーヒーブレイク

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784562060726
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

芳ばしい香り漂う大人気シリーズ第15弾!
老舗コーヒーハウスの2号店がついにオープン!
そこに現れた意外すぎる人物とは!?
長い歴史を誇るニューヨークの老舗コーヒーハウス「ビレッジブレンド」が、いよいよワシントンに2号店をオープン! 人気店になること間違いなし、のはずが、トラブル続きで経営はぎりぎり。マネージャーを務めるクレアは頭を抱えていた。そんなとき、コーヒーハウスに併設したジャズクラブへ、黒づくめの衣装で舞台にあがる女性ピアニストの姿が。その正体は大統領令嬢のアビー! 才能あふれる演奏にクレアはすっかり魅了されてしまう。ところが、身分を隠した令嬢の存在はたちまちマスコミの知るところとなり、店は混乱の渦に。そのうえ、アビーが忽然と姿を消したことで、FBIはクレアを最重要容疑者として指名手配した。まさか自分が逃亡劇を繰り広げることになるとは夢にも思っていなかったクレアと、2号店の運命は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

104
ビレッジブレンドDC店オープン。ということで、舞台をワシントンDCに移しての15巻。ホワイトハウスに招かれたり、指名手配されて逃亡したりと、またまた大忙しのクレア。あっという間の600ページだった。野心家の女性を敵に回すというのも定番化したけど、今回の相手はかなり大物。ジャズと美味しい料理とコーヒーの描写、歴代大統領とコーヒーについてのコラムなど本筋以外も楽しかった。恋人の携帯を盗み見るのはよくないと思うんだけどなあ。2017/10/29

くまこ

23
シリーズ15作目。積読本を消化し、やっと最新刊に追い付きました。何時もと違い回想しながら物語が進みます。舞台をワシントンに移しても、クレアには問題や事件が尽きない。ビレッジブレンドファミリー総動員と新たな仲間との連携で解決していくテンポが面白かったです。2017/10/21

22
今作は、始まりに(@_@)一体なにが?今と過去とを行ったり来たりの展開も、このシリーズでは新鮮でした♪2018/05/18

寧々子

19
ニューヨークからワシントンに舞台も変わり、物語の運びもいつもとは違うので新鮮味はありました! ニューヨーク店のお馴染みのメンバーも顔を出してくれたので、物足りなさはありませんでした。 でも、クレアによる「コーヒーと大領領」と銘打ったコラムは興味深かったしね。 でも、大領領ファミリーとかFBIとかスケールが大きすぎた気もしました。 いくらクレアでもそんなに巧く事を収束できるとは思えなかったからです。 まぁ、コージーだから許されるけど!2019/11/27

Naoko Takemoto

13
グリシャムがめっちゃ軽いコージーを書いたらこんな感じか・・と思いながら一気読みしてしまった。ニューヨークのこだわりコーヒー屋の話だったのが、巻を重ねてホワイトハウスを巻き込む大騒動にまできたか。オバマの愛読書「地下鉄道」ネタが入っていたときは、外してないな・・と感心。本シリーズもマンネリと評価されている向きもあるが、私はここでちょいとフックがかかったような気がした。回想語りもののテクニックが些か下手だが、最後はハッピーエンドで面白く読めました。2018/05/06

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