出版社内容情報
人類の歴史は馬と切り離せない。生産手段や交通手段となり、権力の象徴や軍事力にもなり、また友でもあった。本書はさまざまな角度から現地での取材を織り交ぜ、太古から現代にいたる馬と人間との深い関わりを紹介する。
内容説明
人と馬を巡る長い歴史と文化、その痕跡と今に残る「もの」を求め、世界を歩いてきた著者による集大成。
目次
進化―タマネギはユリに変わりうる
家畜化―歯、墓、雌馬の乳
野生―俊足の荒ぶる馬
文化―不思議なくらい賢い馬
力―バイオ燃料を生む干し草
肉―アメリカ人は馬を食べない
富―騎士になる夢と天馬
戦―馬は戦士か?