シリーズ知の図書館 図説世界を変えた５０の政治

パーキンズ，アン【著】〈Ｐｅｒｋｉｎｓ，Ａｎｎｅ〉/小林 朋則【訳】

原書房（2014/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 128p／高さ 22cm
• 商品コード 9784562049998
• NDC分類 311.2
• Cコード C0098

出版社内容情報

政治と政治思想のあゆみに刻まれたすばらしい偉業を50選びぬき、ひとつひとつを細かく分析・評価して、コンパクトに詳しく解説。「プラトン」、「カエサル」、「チャーチル」といった政治家や政治思想家を、世界史の年代順によみがえらせ、そのすぐれた思想や業績を紹介。

内容説明

史上もっとも偉大な政治家とは？民主主義の概念が発展してきた道筋は？社会主義と共産主義の違いは？全体主義から、保守主義や自由主義にいたるまで、政治思想を完全網羅！政治と政治思想のあゆみに刻まれたすばらしい偉業の数々。そうした偉業を５０選びぬき、ひとつひとつを細かく分析・評価して、コンパクトに詳しく解説。プラトン、カエサル、チャーチルといった政治家や政治思想家を、世界史の年代順に鮮やかによみがえらせ、そのもっともすぐれた思想や業績を紹介する。

目次

第１章　政治思想家たち（プラトン；アリストテレス　ほか）
第２章　帝国を建設し、征服し、支配した者たち（アレクサンドロス大王；秦の始皇帝　ほか）
第３章　新国家の建設者たち（ジュゼッペ・ガリバルディ；孫文　ほか）
第４章　革命家たち（シモン・ボリバル；カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルス　ほか）
第５章　偉大な指導者たち（ムハンマド；エイブラハム・リンカーン　ほか）

著者等紹介

パーキンズ，アン［パーキンズ，アン］ ［Ｐｅｒｋｉｎｓ，Ａｎｎｅ］
政治を専門とする作家・放送ジャーナリスト。かつては放送局のＢＢＣとＩＴＮ、および新聞「ガーディアン」で政治記者として働き、現在はガーディアンで論説委員をつとめている。テレビとラジオの政治番組の司会者としても活躍

小林朋則［コバヤシトモノリ］
翻訳家。筑波大学人文学類卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[壱萬弐仟縁]

プラトン：知恵を尊ぶ国家をめざしていた（１０頁）。アリストテレス：アレクサンドロス大王の家庭教師（１２頁）。サン＝シモン：社会主義の始祖（３０頁）。コント：知識量が増えればそれだけ不幸の総量は減ると信じていた（３２頁）。ロールズ：一部の人の自由を奪うことを大きな善がそれ以外の人によって共有されることで正当化することは決してできない（３４頁）。カストロ：ボリバルの知的後継者。社会の不公平と戦うため、無料の医療・教育・福祉制度導入。完全雇用も保証するも、反対派を抑圧（１０２頁）。

2015/06/08

[スズツキ]

パンフレット感覚でパラ読み。文量の割には過不足ないともいえるが、さすがに厳しいか。

2015/05/07

[木村あきら]

面白かった。ここに日本人が一人もいないことも痛く刻んでおかねば。 ①イデオロギーと政治形態は対立、系譜を元にして初めて理解できる。民主主義は多数決。と言った時に乱暴な気がするが、各個人の意見の重さが違った時代からの進化をきちんと捉えるべき ②社会主義は今ある。イデオロギーから公正さや社会正義など幅広い価値観を含む思想に進化したヨーロッパなど ③民主主義の根幹は自由と平等。地球規模のテロにより安全保障の名の下に、自由が。大規模移民流入と自由主義経済により、資源利用の機会均等が危ぶまれている

2021/04/24

[車種]

どういう読者層を想定しているのかはよくわからない。個人から歴史を見るというのは難しい時代に生きていると実感する。内容は悪くはない。

2018/11/05