出版社内容情報
「シリーズ知の図書館」は、8つの主要テーマについて、それぞれ世界の主要人物50人を通して簡潔にわかりやすく解説した早わかりシリーズ。ジェームズ、フロイト、ユングをはじめとする世界の偉大な心理学者50人を一同に紹介。簡
内容説明
50人の偉大な心理学者のすぐれた思想と発見!世界の常識、教養を、広く、深く、そして平易明快に提供してくれるシリーズ。
目次
第1章 はじまりから行動心理学まで(ピエール・カバニス;フランシス・ゴールトン ほか)
第2章 心と人(アルフレッド・ビネー;チャールズ・スピアマン ほか)
第3章 誕生から死まで(ジャン・ピアジェ;レフ・ヴィゴツキー ほか)
第4章 社会的動物(ムザファー・シェリフ;ソロモン・アッシュ ほか)
第5章 病めるときも、健やかなるときも(エミール・クレペリン;ジークムント・フロイト ほか)
著者等紹介
スタンルーム,ジェレミー[スタンルーム,ジェレミー] [Stangroom,Jeremy]
イギリスの著名な哲学者、社会理論家、著述家。1997年にジュリアン・バジーニとともに「フィロソファーズ・マガジン」を創設し、そのウェブサイトも運営している。ロンドン・スクール・オヴ・エコノミクスから政治社会学のPh.D.を取得し、「宗教の科学的検証委員会」のフェローに選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふう
11
50人の心理学者の思想がコンパクトにまとめられており、彼ら自身とその実績などをコラージュした挿絵がいちいちお洒落でセンスが良い。一番好きなのはローレンスコールバーグ。なんかタランティーノぽい。とりあえず全てをポストカードにして欲しいわ。必ず買う。内容的にもこれ一冊でかなり勉強になる。特に後半。分断が叫ばれて久しい昨今だが、これ読んで我が身を振り返った方がいい人沢山いるような…。2022/02/26
Mijas
5
アドラーを知りたくて、「嫌われる勇気」と並行して図書館で読んだ。事典のようなもの。2014/11/01
とむ
2
何を学んでいてもなにかしらの心理学者に当たる。まんべんなく浅く広く人物別に解説。挿絵がおしゃれ。2014/06/27
jackbdc
1
このシリーズは見開き半分はイラスト、人物の顔や理論を抽象的に描いておりセンスが好き。テキストはその分絞り込んであるので、初学者の私には説明がもう少し欲しいというのが正直なところ。印象に残った点を3つ。1.昔は非人道的なえげつない実験が行われていた。その恩恵をあずかっている部分もあるのだろうが隔世の感はある。2.ジェームズとサスは初見。前者は意識を語り、後者は精神病を否定したという。現在の心理学や哲学に繋がってくる研究である。今後深めてみたいと思った。2020/11/01
斧
0
開いたらイラストが面白かったのでつい読んでみた。一人一人について簡潔にまとめてあるし、絵が知識があるとおぉーってなる。ヴント先生に意識の三次元を与えたのはメトロノームらしいです。さっき使ってたーって感動。2015/01/21