図説 偽科学・珍学説読本

個数:

図説 偽科学・珍学説読本

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 22時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784562049042
  • NDC分類 402
  • Cコード C0098

出版社内容情報

誰もが信じていた「本気」の夢想コレクション!
「タバコは様々な病気を治す」
「地球は平である」
「人間はサブリミナルメッセージの影響を受ける」
「アフリカやポリネシアには食人習慣があった」
「ヒトの選択的生殖は社会から弱者を取り除く」
「頭蓋骨の形状はその人の気質と相関関係がある」
「すべての卑金属は金(きん)に変えられる」
「サルの睾丸を人間に移植すると性的に若返る」などなど……。
人々を魅了し翻弄した当時の「最新科学」から今なお「信者」を抱える珍学説まで!

現代の医学的、科学的知識がいかに進歩していようが、いまから百年後には本書と同じような本が出て、まことしやかな通説をあざ笑うかもしれない~ (序文より)

内容説明

地球平面説、錬金術、優生学、サブリミナル―人々を魅了し翻弄した当時の「最新科学」から今なお「信者」を抱える珍学説まで。誰もが信じていた「本気」の夢想コレクション。

目次

頭の凸凹でわかるあなたの性格
危険なバイブレーション
黄金を求めて
素敵なバイブレーション
煙に巻かれて
ぼくらはモンキーズ!
メンデルからメンゲレへ
地球平面説
ポップコーンはいかが?
ヴィクトリアの秘密
悪臭で昇天
サルとヒトのあいだに
人を食ったような話
悪いのはネズミ?
お父さんは誰?
地球空洞説
磁気で治す
病は体液の過多から

著者等紹介

ドナルド,グレイム[ドナルド,グレイム] [Donald,Graeme]
語源や童謡の起源、迷信、歴史の誤解について研究し、著書多数。米Today紙での10年以上にわたる連載を中心とした新聞への寄稿のほか、テレビやラジオへもコメンテーターとして出演している

花田知恵[ハナダチエ]
1958年、愛知県生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

37
時代を風靡した「科学知識」の中にどれほどでたらめのことがあったのか。それらを例証していく。地球空洞説なども取り上げられるが多くは医学的知識が中心。タバコ、アヘン、コカインは有効で常用を進められる良い薬だったなど今となれば恐ろしい誤謬もある。なるほどこうして医学は発達してきたのか。本書の中で磁気治療器は偽科学の産物とされている。勿論、次期ネックレスはその一つとされているが、いま日本で安いものから超高価なものまで「磁気」をうたった治療器がどれほどあることか。それが皆出鱈目なら大変なことだ。2019/07/06

ふろんた

16
今読むとトンデモ学説なんだけど、その当時であれば信じてしまうんだろうな。仮説が正しくないと反証されても、発表された時のインパクトに比べれば注目されにくく、かなり長期にわたって信じられている。今でも、セレブやモデルの間で話題とかいうのも、数年後にはトンデモ学説となるのかも。アレが医療器具だったとか、サブリミナル効果も証明されてないのだとは知らなかった。2014/10/10

たくのみ

15
様々な「ニセ科学」「疑似科学」のユーモアあふれた啓蒙本。骨相学がもたらした民族同士のいがみ合いが、やがて大虐殺につながってしまう。優生学の過ち。サブリミナル効果はインチキ。黒死病はホントにペストだったのか?疑問と疑惑の裏科学史の解説が続く。コカイン、阿片が薬として珍重され、麻薬入りワインやコーラが大量に販売され、犠牲者を出した。人肉食疑惑から新大陸は侵略され、迷信と思い込みで感染症が溢れる。こんなブラックすぎる時代に生まれなくて、本当に良かった。2016/05/18

11
歴史の中の一時期、真実として蔓延してしまっていた、実は真実ではなかった科学の話色々。中には、サブリミナルみたいに今なお信じている人がいるようなものもあり。ユーモアを交えた文体でわかりやすく面白く読めたけど、内容だけ見ると結構胸の悪くなる怖い話もたくさんあった。今の時代に生まれて本当に良かったけど、水素水とかが流行することを考えると、人間てたいして変わっていない模様。2018/05/13

塩崎ツトム

6
偽科学に人間がだまされてきた歴史をざっと学べる入門書。ホメオパシーに書いたくだりで「もし彼らが言う通り、希釈すればするほど薬の効能が出るのだとすれば、ありとあらゆる化学物質にさらされてきたこの惑星の水は、未曾有の猛毒となっているはずだ」には笑った。まあ、実際のホメオパスは、この分かりやすい反証にもなにかしらご大層な屁理屈を用意しているんだろう。2016/07/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6513689
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。