図説 世界の「最悪」航空機大全

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784562042364
  • NDC分類 538.6
  • Cコード C0031

内容説明

突出したアイディアから「飛べない鳥」まであの名機も実は「失敗作」?飛ばすことまで考えていなかったような珍機から、考えすぎて時代に間に合わず取り残されてしまった迷機、そしてパイロットの誰もが操縦をいやがった「獣のような」戦闘機まで、ずらり150機を大解剖!アイディア勝負の「失敗作」博物館。

目次

「空気」が読めなかった
アイディアだけがたより
エンジンの不思議
構造的欠陥
予想外のバランス

著者等紹介

ウィンチェスター,ジム[ウィンチェスター,ジム][Winchester,Jim]
航空機、とくに軍用機を専門とする著述家、評論家。’Air ‘Forces Monthly’や‘Aeroplane’など有力誌への寄稿も多い。ロンドン在住

松崎豊一[マツザキトヨカズ]
1942年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。カメラ会社勤務、飲食店経営などを経て、1980年代から航空・軍事ライターとして各種雑誌に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植田 和昭

11
愛すべき失敗作の数々。日本のF2も載っていました。ものすごい開発費をかけてできたのは、ただのF16の劣化版。国産にこだわるのは、わかるけどあまりにもひどい失敗です。今だったらMRJも載るのかな。YS11も外国部品の寄せ集めだったし、商業的にも失敗している。桜花も出ていたが、人間を部品の一つにしてしまう設計思想。飛べなかった飛行機も多数出てきて面白いです。ただ日本語訳が機械翻訳のような不自然さで、非常に読みにくい。原書房が発行したとは思えない編集のお粗末な本。訳者は大切です。2023/09/17

Tadashi_N

8
この頃は失敗を許さない空気があるので、思いきったことができない。2014/07/05

ゆき

4
多葉飛行機には笑いました。飛びますか・・・?それとドイツが割りとチャレンジャー過ぎる!!!!過ぎるぞ!着陸できないから脱出する飛行機とかさ・・・。神風なのか?!とか思ったり、あれは片道分の燃料しか無かったってだけだから、本気で着陸できない飛行機作るってバカですね。極めつけは熟練飛行士しか着陸できないバックで直立着陸する飛行機。天才だけどアホだ。2014/09/15

okaka

2
訳文が拙かったり、引き出しの位置が間違っていたりと全体に雑な作りの本だけど、掲載機数の多さと機体の写真が必ず入っているところが救いかしら。2014/01/08

アキ

2
まだまだ夢の産物であった航空機と、その試行錯誤の時代へのノスタルジーを感じさせてくれます。現代の発達したコンピュータ・モデリングとシミュレーションで「劣った」品質の航空機が製造されることがなく、大規模な航空機プロジェクトも少なく、巨額なコストと企業存続に関わるリスクを避ける傾向の航空機メーカーの現実経営の前では、なおさらです。「挑戦したがゆえに失敗した人を攻撃するのは本意ではない」とする、序文を読み飛ばしてはいけないように思えます。2012/11/05

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