かんがえるタネ<br> 食べるとはどういうことか―世界の見方が変わる三つの質問

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かんがえるタネ
食べるとはどういうことか―世界の見方が変わる三つの質問

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540171093
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

”食べること”を通じて、私たちはどんなモノやコトとつながっているのか

内容説明

「食べる」ということを深く考えれば考えるほど、「人間とは何か」が見えてくる。京大のフジハラ先生と12歳~18歳の中高生による、白熱の「食と農の哲学」ゼミナール。

目次

第1の質問 いままで食べたなかで一番おいしかったものは?(“解説”なかなか言葉にならない「あの時のおいしさ」のこと;“対話”自分たちのあたりまえを考える「哲学」について)
第2の質問 「食べる」とはどこまで「食べる」なのか?(“解説”食べられる側の気持ちになってみること;“対話”『食の哲学』という本をみんなで書くとしたら?)
お昼休憩のコラム 「くさいこと」と「おいしいこと」
第3の質問 「食べること」はこれからどうなるのか?(“解説”食べものから噛みごたえがなくなっていく未来のこと;“対話”答えを探すのではなく、みんなの「考える種をまく」)
アフタートーク からだに耳を澄ます

著者等紹介

藤原辰史[フジハラタツシ]
1976年、北海道旭川市生まれ。島根県横田町(現・奥出雲町)出身。2002年、京都大学人間・環境学研究科中途退学。京都大学人文科学研究所助手、東京大学農学生命科学研究科講師を経て、京都大学人文科学研究所准教授。専門は農業史。第1回日本ドイツ学会奨励賞、第1回河合隼雄学芸賞、第15回日本学術振興会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Aya Murakami

82
タネの未来の作中紹介、他館図書館本 日本の軍事戦略は食料補給を重要視していない、そのせいで…(汗)なことは知っていましたが飢えから歴史を見るというのはありそうでなかった発想。ではなぜ日本の上層部は食を軽視する傾向があるのだろう?今のところ分からないのでさらに考えていきながら書籍も読み漁りたい。 一番おいしかったものに関わるもので人やシチュエーションの繋がりが大きいというのもよくわかる。人と動物の食の違いと絡めてやはり動物や植物もエサや水を特定の誰かに貰いたいというのはあるのかも?と考えてしまう。2022/10/06

けんとまん1007

45
哲学書だ、これは。「食べる」をキーワードにした三つ問い。12~18歳の子どもたちと藤原先生とのワークショップ。やはり、子どもは哲学者だ。自分なりの言語化を考えながら読んだ。家庭菜園ではあるが、自分の手で作ってもいるので、感じ方が拡がる。衣食住の中の食、文化とは、人と動物、欲求・・・尽きない言葉。自分で考え、言語化すること、哲学。そして、問いの大切さがハッキリとわかる。2021/01/16

かんやん

33
今まで食べた中で1番おいしかったものは? 農業史家が8人の小〜高校生と「食べること」について語り合う。普段の当たり前すぎて問うてこなかったことを、改めて思索の俎上に載せることで見えてくるものは? たしかに哲学者は食について考えることを疎かにしてきたように思われるし、小説家だってグルメレポート以上ものは少ないのかもしれない。自分のような工業品のような食品ばかり食ってる人間は、反省させられることしきり。とくに知見は深まらないし、『もの食う人々』のようなインパクトはなかったけれど、考えるキッカケになれば。2024/03/09

さとちゃん

11
「今まで食べたなかで一番おいしかったものは?」の問いから始まる食と農のゼミナール。藤原先生の問いの立て方と進行がうまいのもあるだろうけれど、参加している子供たちの考え方、表現の仕方にびっくり。子供の考える力、表現する力、は大人がきちんと伸ばしていけばどこまでも伸びるのではないだろうか。あ、私の一番おいしかったものは、一ヶ月の自動車運転免許合宿あけ、実家に帰って食べた、母の味噌汁です。それまで3年間は寮生活、1年間は自炊生活だったのに、この時の味噌汁は殊の外おいしかったんだよなぁ。2022/07/07

comet

11
食事の楽しみもさることながら、自分の人生において食べるということは、自分の枠いっぱいに大きくて重要だと感じていた。本書を読んで、逆に、食べることはこの世界の中で、私の身体を通過するだけのほんの一部だと気付く。自然や生命に対する見方に、ゆさぶられるような影響を受けた。これは人生観が変わる程のものなのでは。2020/08/12

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