出版社内容情報
仙台藩士・富田鐵之助は勝海舟の息子・小鹿らと北米へ。後に日銀総裁、東京府知事となる富田を中心に、幕末維新の留学体験を探る。
第1部 富田鐵之助のアメリカ留学と戊辰戦争
第1章 富田鐵之助のアメリカ留学
第2章 仙台藩と戊辰戦争
第2部 幕末維新のアメリカ留学の経済学
第1章 海舟日記
第2章 アメリカ留学の経済学
第3章 学資給付の政治経済学
第3部 幕末維新のアメリカ留学と富田鐵之助
第1章 アメリカ・プロテスタンティズムと日本での宣教拡大活動
第2章 ニュージャージー州ニューブランズウィック
第3章 ニュージャージー州ミルストーン
第4章 海外留学推進政策と新たなアメリカ留学者
第5章 ブライトン・ストラットン・アンド・ホイットニー・ビジネス・カレッジ
第6章 海舟日記に見るアメリカ留学者
第7章 海舟日記に見る留学関連の国内状況
第8章 岩倉使節団と官費留学規則取調
第4部 富田鐵之助のニューヨーク副領事就任と結婚と商法講習所
第1章 ニューヨーク領事館とワシントン公使館
第2章 海舟日記
第3章 富田鐵之助の結婚
第4章 商法講習所の誕生
高橋秀悦[タカハシ シュウエツ]
著・文・その他
目次
第1部 富田鐵之助のアメリカ留学と戊辰戦争(海舟日記と富田鐵之助のアメリカ留学;戊辰戦争と仙台藩)
第2部 アメリカ留学の政治経済学(海舟日記;アメリカ留学の経済学 ほか)
第3部 アメリカ留学事始(アメリカ・プロテスタンティズムと日本での宣教拡大活動;ニュージャージー州ニューブランズウィック ほか)
第4部 その後の富田鐵之助―副領事就任と結婚と商法講習所(ニューヨーク領事館とワシントン公使館;海舟日記 ほか)
著者等紹介
〓橋秀悦[タカハシシュウエツ]
1950年宮城県生まれ。1977年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。一橋大学経済学部助手、東北学院大学経済学部講師、助教授を経て、1988年、教授。日本地域学会副会長(2015‐2018年)。日本地域学会第12回論文賞受賞「グローカル・エコノミーのマクロ経済分析」(2003年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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