出版社内容情報
現代社会が抱えるプライバシー・個人情報保護に関して、アメリカの議論、技術的内容や最新の状況を踏まえた上で総合的に検討する。
目次
プライバシー・個人情報保護の基本動向と課題
第1部 情報プライバシー権の基礎理論―日米比較法研究(情報プライバシー権をめぐる我が国における議論状況;情報プライバシー権に関する初期の学説;情報プライバシー権に関するプロパティライツ理論の意義と限界;情報プライバシー権と表現の自由の関係;情報プライバシー権の基礎理論に関する考察)
第2部 プライバシー・個人情報保護の現代的課題(クラウド・コンピューティングにおける個人情報の保護;バイオメトリクス認証におけるプライバシー・個人情報の保護;ビッグデータ時代におけるプライバシー・個人情報の保護;プライバシー影響評価(PIA)に関する国際的動向と我が国における課題)
著者等紹介
村上康二郎[ムラカミヤスジロウ]
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学、情報セキュリティ大学院大学博士課程修了。博士(情報学)、修士(法学)。東京工科大学メディア学部専任講師、同准教授を経て、現在、東京工科大学教養学環准教授。これまで、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス非常勤講師、経済産業省・総務省などの政府関係委員会の委員長・委員、情報ネットワーク法学会理事などを歴任。現在は、ISO/IEC JTC1 SC27/WG5委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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