出版社内容情報
メガバンク大リストラ時代、銀行員が転職市場で有利に働くポイントを多くの事例とともに解説。
渡部昭彦[ワタナベアキヒコ]
著・文・その他
内容説明
大幅な人員削減、店舗の統廃合、AIの台頭…。日本の銀行が目まぐるしい変化にさらされている中、将来に漠然とした不安を抱えている銀行員たちは、一体これからどう行動していけばいいのか?キャリアアップして成功するためのアドバイスはもちろん、リスクを回避する「失敗しない転職」を指南する。
目次
序章
第1章 銀行員は必ず転職を経験する
第2章 銀行員のための転職プランニング
第3章 スキルとキャリアの磨き方
第4章 銀行員の転職実戦ノウハウ
第5章 銀行員の転職4類型と成功事例
著者等紹介
渡部昭彦[ワタナベアキヒコ]
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社及びAIMSインターナショナルジャパン株式会社代表取締役社長。1956年生まれ。1979年東京大学経済学部卒業。同年、日本長期信用銀行(現・新生銀行)入行。首都圏支店、地方支店、中央官庁出向、国際金融部、本店営業部を経て、1994年から2000年まで人事部に勤務。その後、4度転職をするが、セブン‐イレブン・ジャパンでは、人事セクションの部長として、毎年1000人近い採用と5000人の社員の人事制度の構築に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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徒花
197
まあまあ。前半は銀行員がいかに大変で、入行時から「転職を前提とした」キャリアを描かざるを得ない事情について詳細に述べられている。けど、そもそもこの本のターゲット層にそこまで詳細にする必要があるのかはなぞ。カバーの雰囲気に反してわりとボリューミーで読むのに時間がかかる。あと理屈っぽくてちょっと説明がくどく感じる部分もあるけれど、そういう文章のほうが銀行員は好むのだろうかとも邪推。テーマはキャッチーで好まれそう。2018/09/07
あすなろ
60
僕は元銀行員の上司や部下や顧問先での付き合いや仕事上の絡みは多い方。そして今、銀行員の転職希望者の書類審査や面接をする。そんな興味と勉強から読了。年収高く、年次主義・団体主義による組織運営であり、バラつきの少ない人材の集まりで、意外にスキル深耕なく、転職してみると銀行員って優秀だったなあ、文書力高かったなあとボヤく。2、3年の部署移動が頭擡げまた転職する。そんな像を読み取った。うん、上記の経験から分かるかも。勿論そうでない人も多い筈である。しかし、そう頷かざるを得ないことも多い。以上、面接者の立場より。2019/02/03
miyatatsu
8
銀行員の転職というテーマでかなり深いところまで突っ込んでいて非常に面白かったですし、参考になりました。2019/02/17
わわわべ
3
なかなか面白かった。「銀行員は転職に圧倒的に有利」との見出しには疑問はあるが、内容は具体的で興味深い。2018/10/03
☆ツイテル☆
2
フライヤー2022/02/21