内容説明
新古典派総合はスタグフレーションを招き、マネタリズムはマネーと物価の関係性が薄れて色褪せ、「インフレ目標+バブル崩壊後の後始末戦略」の組合わせは金融危機を増幅させた。完成したかにみえた政策の枠組みが砂上の楼閣に終わるたび新たな体制の模索が始まる。先進国の中央銀行が今日抱える課題とその先に見えてくるものを提示する注目書。
目次
第1章 通貨と中央銀行―歴史と現在;第2章 ミルトン・フリードマンと米国のマネタリズム;第3章 日本銀行とマネタリズム;第4章 インフレ目標政策とテイラー・ルールの登場;第5章 金融政策とグレートモデレーション;第6章 「資産価格バブル」と二つの金融政策戦略―「後始末」か「風に逆らう」か;第7章 ゼロ金利政策と非伝統的金融政策;第8章 デフレ脱却への方策(1)―中央銀行単独の選択肢;第9章 デフレ脱却への方策(2)―政府ができること



