内容説明
前例のない危機の連鎖は一体なにを意味しているのか。近代の終焉とグローバル資本帝国の興亡を一体として捉え、21世紀という未曾有の時代を鮮やかに読み解く。
目次
第1章 陸と海のたたかい―地理的・物的空間と電子・金融空間(九・一一、九・一五、そして三・一一の意味するもの―近代の終焉;何のための、誰のための景気回復か ほか)
第2章 成長神話と米国幻想―「成長」自身が「収縮」をもたらす(一九七四年になにが起きたのか;「過剰」な近代 ほか)
第3章 ヨーロッパ史と世界史の融合は可能か―「長い一六世紀」を超える二一世紀の衝撃(二一世紀のグローバリゼーションは過去とどこが違うのか;賃金下落をもたらす「利潤革命」 ほか)
第4章 「技術進歩教」神話の崩壊とヨーロッパ史の終わり―「膨張」のヨーロッパ史と「定常」の日本史(新興国インフレと先進国デフレ;欧米近代資本主義の「全地球化」の矛盾と限界 ほか)



