日経プレミアシリーズ<br> 2030年未来への選択

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日経プレミアシリーズ
2030年未来への選択

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  • サイズ B40判/ページ数 276p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263645
  • NDC分類 304
  • Cコード C1233

出版社内容情報

国連が持続可能な開発目標(SDGs)を定めた2030年の世界と日本はどうなるのか? 開発経済学の泰斗が近未来シナリオを描く。

内容説明

未来は占うものではなく、私たちがどのように関わり、何をどう選択するかによって決まる―。人口、食料、エネルギー、資源、成長率などの公的予測をもとに、世界ガバナンスのシナリオ、資本主義の変容、ポストグローバル化のゆくえまで、2030年の世界像を深掘りする。

目次

はじめに―二一世紀の未来論と人びとの選択
第1章 なぜ今、未来論なのか?
第2章 高齢化が世界を覆う―人口と食料バランスのゆくえ
第3章 エネルギー・資源・コモンズ―争奪戦か持続可能な発展か
第4章 近代世界システムの変容―資本主義はどこへ向かうのか
第5章 世界ガバナンスはどう転換するか?
第6章 グローバリゼーションの終焉か、国家の再君臨か
結びに―二〇三〇年の世界を展望する

著者等紹介

西川潤[ニシカワジュン]
経済学者。早稲田大学名誉教授。1936年台湾台北市に生まれる。早稲田大学政治経済学部及びパリ大学高等学術研究院卒。早稲田大学政経学部で長年経済学史、開発経済学等の科目を担当。南北問題、開発援助、社会経済等の理論研究に取り組む。国連研修所(NY)の特別研究員を務め、パリ第一大学、北京大学等海外の大学で客員教授として教えた。97年には早稲田大学理事として、同大最初の独立大学院アジア太平洋研究科を立ち上げた。国際開発学会・日本平和学会等の理事・会長を歴任。主な著書に『人間のための経済学』(岩波書店、国際開発・大来佐武郎賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TATA

39
最近はこういった著作が多い。まず成長前提の資本主義の限界を説き、グローバリゼーションの危うさを述べる。いつしか論調は生活の質向上と持続性についてに移る。今が世界中の人達の意識が変わり始めた移行期と考えれば、今生まれた子どもたちが大人になる頃は利益偏重型の社会も退潮しているのか。まず、今を考えるきっかけとして論点の多い好著だと思います。2019/08/29

壱萬弐仟縁

34
未来論(future studies; futurology)とは、私たちの社会が一定期間についてたどり得る未来に関するイメージを提出することにより、私たちの現在の行動に影響を与えようとする議論(6頁)。人口の急激な高齢化問題にどう対応するか。 ① 経済成長への過度の期待をやめ、社会発展を通じて経済成長を実現する方向に社会のカジをとり直す。「福祉立国」は夢物語ではない。② 男女のワークライフ・バランスを実現し、企業―家庭―地域のどこでも、男女とも活動する心構えと仕組みをつくる。2018/10/13

なっく

24
2015年の国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)が採択されたということは、このままでは地球は持続可能ではない、ということを示している。世界で何が起こっているのか、環境・人口・食料などのメガトレンドをやさしく解説してくれているので、頭の整理に役立つ。昨日と違う今日を送らないと明日はない、という危機感がひしひしと迫ってくる。2018/10/01

izw

13
2030年の世界を予測する、というより、過去から現時点にかけての経緯を振り返り、その後にどのような選択肢があるか、それによりどのような変化があるか、という論調で書かれている。トランプ大統領、安部政権に批判的なことが明確だが、世界の情勢に対する私の理解が足りず、よく分からないことが多く、流し読みしてしまった。注、参考文献、コラムは紙幅の関係で、ネット上に置かれている。ネットと連携する新しい形態ともいえるが、PDFですぐに新書版にできそうな40ページ。注の16ページくらいは現実の本に組み込んでほしかった。2018/02/11

Mitz

8
2015年秋の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」を引き合いに「この名称自体が、今日のグローバル規模の開発、経済成長が持続可能でないと考えられている事を示す」との問題提起の元、世界的な高齢化、エネルギー・資源問題、資本主義を主とした近代世界システム、グローバリゼーション等の行く末を説く。自分の理解の無さゆえか、著者との相性が合わないのか、あまり頭に入って来なかったが、未来を悲観的に捉え、対策を提言するという方向性は大いに首肯できるものだ。2030年の世界はどうなるのか…。2018/02/16

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