内容説明
若者たちはなぜ、「ソーシャル」を志向するのか?コワーキングスペース、ファブラボ、シェアハウス、フューチャーセンター―20代・30代による壮大な実験が始まった。
目次
第1章 仕事場が「コミュニティー」になる日
第2章 みんなで集まって自分磨き
第3章 2次元カルチャー、3次元に隠れ家
第4章 つながり世代 街を変える
第5章 国を超え、世界とつながる
第6章 あるべき未来を本気で拓く
著者等紹介
石鍋仁美[イシナベヒトミ]
日本経済新聞社編集委員兼論説委員。1987年日本経済新聞社入社。東京生まれ。一橋大学社会学部卒。入社以来20年にわたって消費・流行トレンドを取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
12
コワーキングスペース=シェアオフィス。フリーランスなど個人で働く人が交流、人とのつながりを求めて、同じ空間で働く。コレクティブハウスにも興味がある。2014/01/21
あび
4
いっぱいお金を稼いで、そのお金でどんどん物を消費して...という一昔前の常識は現代では通用しなくなってきている。自分への投資であったり、仲間との集まりに消費活動をする若者たち。今後、横の繋がりが生きていく上で如何に大切かが問われていくだろう。これからの時代の若者は、岡田斗司夫さんの言うところの貨幣経済でなく、評価経済で生きているて感じだよね。2015/12/26
kerokero_8
2
★★★★★(星5つ) この本、すごく面白かったです、と言うか、考えさせられました!! 今の20代、30代の層にフォーカスを当てその世代がどのように考え、行動しているかを、トレンド的な観点も含め、キーワード事に整理されて紹介されています。 「コワーキングスペース」「シェアハウス」「オタク文化」「ソーシャル」。 すべての根底に流れている『つながりたい』という願望。 「インターネット」と言う全く新しい文化を取り入れた世代の実像をほんの一部かも知れませんが、的を得た形でまとめられている一冊だと思います! 2014/07/19
*
2
「親友とは、自分の本棚を見せられる人」って、お洒落な表現だと思った。2017/09/27
Yukinori
2
さまざまな事例があり示唆に富んでいる。キーワードや参考文献も多くより深く知りたい人にとっても良い本だと思う。できれば要所には写真を入れて欲しかった。当然ではあるが、良くも悪くも日経新聞的内容。2014/12/21